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自然なヒューマンコンピュータインタラクションを目指して

【脳波を利用したインタフェースのシステム構成図】
特定の刺激を意識したことを脳波から察しようとする試み

【簡易型脳波計】
ヘッドセット型の脳波計測ユニットで装着が容易でワイヤレス計測が可能。インタフェースなどへの応用実験を実施中。

橋本研究室では、身体の様々な情報を取り出し、医療やコミュニケーションに利用することに取り組んでいます。通常の機器ではコミュニケーションをとりにくい障がい者の支援方法にも取り組んでおり、最近では視覚や聴覚による刺激に対応する脳波を解析した入力手法や視線を利用した入力装置を研究しています。医療に役立つ分野の計測として、加速度センサによる身体のバランス評価やいびき音の解析、ヒトの表情の変化を捉える試みなど体にまつわる広い分野を手掛けています。

研究から広がる未来

ヒトが行動しようとするとき、身体からは様々な情報が発せられています。自分が興味を持つものに視線を向けるでしょう。脳波や筋電位は思考や行動に伴って発生する身体の電気的変化の表れです。このような様々な身体の情報で何が分かり、何に利用できるかは尽きません。

卒業後の未来像

約半数の学生は修士課程に進みます。主たる就職先は情報産業・電機メーカーですが、研究に興味をもち、医療機器メーカーに就職する学生もいます。

電子情報システム工学科 橋本 昌巳 准教授 (兼:情報工学科) Link

1994年より信州大学助手、2007年から現職。
研究分野は生体情報計測やヒューマンインタフェース。

【私の学問へのきっかけ】
高校生の頃までは電子回路などに興味を持っていましたが、進学にあたって自分にとってちょっと目新しい情報工学に進みました。大学時代に大きな病院に掛るようなこともあり、なんとなく自分の身体に興味を持ち始めたことが今の分野に入ったきっかけと思います。幸い、大学に関連分野の研究室もありその研究室に配属され、一層、面白味を感じました。病気や障がいで不自由な思いをしている人の手助けをしたいと思って研究を進めています。

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