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安全性・信頼性・環境適合性の向上を目的とした、機械構造物の知的化

複数の設計基準を同時に考慮した場合の最適な構造を、コンピュータを利用して自動的に求める。

圧電素子を用いて発生させた波が構造物中を伝わる際の特性を利用して、構造物に生じた損傷を自動的に検出する。

亀山研究室では、軽量・柔軟な機械構造物の知的化(スマート化)による安全性や信頼性、環境適合性の向上に取り組んでいます。
私たちの身の回りにある機械構造物は、さまざまな設計基準を満たすようにつくられていますが、近年、特に重要視されている設計基準として『安全性』『信頼性』『環境適合性』があります。
『最適設計』『形状・振動制御』『ヘルスモニタリング』は、機械構造物の高性能化とともに安全性や信頼性、環境適合性の向上が同時に実現できる技術として、非常に期待されています。

研究から広がる未来

高性能化とともに安全性や信頼性、環境適合性の向上が求められる機械構造物として、例えば『航空機』があります。亀山研究室では、安全・安心でかつ環境に優しい革新的な航空機の実現に役立つ技術に関する基礎的研究を進めています。

卒業後の未来像

亀山研究室は、主に自動車・輸送機器・電気機器メーカーに卒業生を輩出しています。研究活動を初めとした学生生活の中では、『自主性』と『物事を俯瞰的に見る力』を養うことを主眼においた指導を行っています。

機械システム工学科 亀山 正樹 准教授 Link

東北大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻助手、同助教を経て、2010年4月より現職。
研究・専門テーマは、空力弾性学、構造力学、最適化、等、主に知的複合材構造の最適設計。

【私の学問へのきっかけ】
学生時代の指導教員との出逢いが、現在の職業や研究のきっかけです。
もともとは人工知能、その後はレーシング・カーの周りを流れる空気の力学に興味がありました。卒業研究では、複合材料の力学という全く異なる分野を扱う研究室に配属されることとなりましたが、その結果、大学教員としての現在の自分があります。何事も『ご縁』と『タイミング』なんだな、と感じています。

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