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情報セキュリティの基礎理論 暗号・論理・数理で実現するSociety 5.0

形式的安全性検証ツールProVerifによるCBCのパディングオラクル攻撃導出(抜粋)

岡﨑研究室では暗号の研究をおこなっています。暗号はICT社会をささえるインフラの要素として重要となっています。しかし、暗号は情報理論、計算理論、あるいは数学など情報工学のさまざまな技術分野の上に成り立つ総合的な学問分野であり専門家の数は限られています。数理的技法を用いてコンピュータを使って暗号システムの安全性を検証する仕組みを作り、暗号の専門家でなくてもセキュリティバイデザインを実現するために暗号技術を正しく使い、安全な情報システムの設計・開発が行えるようにします。

研究から広がる未来

IoT,フィンテックをはじめとするSociety 5.0を実現する様々なテクノロジーは暗号技術なくして成り立ちません。電子情報システムのすべてを支え、ブレイクスルーをもたらす根幹技術を開発しましょう。

卒業後の未来像

情報セキュリティ人材が不足しています。暗号に限らず情報セキュリティに関する理論、技術、法律やマネージメント等幅広い知識を習得し、情報セキュリティの専門家として活躍することを期待しています。

電子情報システム工学科 岡崎 裕之 准教授 (兼:情報工学科) Link

博士(工学)
 (京都工芸繊維大学)
信州大学大学院助手、助教を経て2021年より現職。
暗号理論の研究に従事。
数論アルゴリズム応用による暗号方式実装技術、
形式的手法による暗号の安全性証明、IoTデバイス向け相互認証システム、
ネットワークセキュリティ技術の研究・開発に取り組む

教員本人の資格試験及び学生への指導に取り組んでいる。
・情報処理安全確保支援士(登録番号018816)
・LinuCレベル3 303 Security認定

【私の学問へのきっかけ】
もともと理論物理学をやりたかったのですが、数学が苦手だったので工学系の大学の実験物理学、特に電子顕微鏡の研究をやっていた電子情報工学科に入りました。電気、通信、情報など幅広く勉強しましたが、
符号理論の先生が教鞭をとられていた情報数学の講義で苦手であった微分・積分をやらなくてもよい数学があると知りました。

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