形式的安全性検証ツールProVerifによるCBCのパディングオラクル攻撃導出(抜粋)
岡﨑研究室では暗号の研究をおこなっています。暗号はICT社会をささえるインフラの要素として重要となっています。しかし、暗号は情報理論、計算理論、あるいは数学など情報工学のさまざまな技術分野の上に成り立つ総合的な学問分野であり専門家の数は限られています。数理的技法を用いてコンピュータを使って暗号システムの安全性を検証する仕組みを作り、暗号の専門家でなくてもセキュリティバイデザインを実現するために暗号技術を正しく使い、安全な情報システムの設計・開発が行えるようにします。
IoT,フィンテックをはじめとするSociety 5.0を実現する様々なテクノロジーは暗号技術なくして成り立ちません。電子情報システムのすべてを支え、ブレイクスルーをもたらす根幹技術を開発しましょう。
情報セキュリティ人材が不足しています。暗号に限らず情報セキュリティに関する理論、技術、法律やマネージメント等幅広い知識を習得し、情報セキュリティの専門家として活躍することを期待しています。