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高機能ナノ炭素の合成と水環境エネルギーデバイスへの応用を研究する

籾殻から合成したグラフェン被覆炭化ケイ素ナノファイバー、グラフェン構造体の電子顕微鏡写真とその構造モデル

研究対象はカーボンナノチューブ、グラフェン、カーボンナノファイバーをはじめとしたナノ炭素です。ナノ炭素を触媒化学気相成長法を利用した合成研究や農業廃材等を原料にした合成法の研究もしています。例えばバイオマスである籾殻に含まれる炭素、ケイ素成分を活用することでナノ炭素やそれらのハイブリッド複合体が調整できます。応用としては軽量複合体、リチウムイオン二次電池用負極、スーパーキャパシタ用電極、水浄化用デバイス電極などへ展開を目指しています。

研究から広がる未来

ナノ炭素は夢の素材として世界的に注目されています。本研究室ではナノ炭素を農業廃材等から合成し、物性解明、それらの物性を利用した水環境エネルギー分野への応用研究も目指しています。

卒業後の未来像

主体的に研究を取り組む能力、問題解決能力、コミュニケーション能力といったことを研究活動を通じて自ら取得できるように力を入れていますので、どの分野・職種でも役立つと思います。

水環境・土木工学科 村松 寛之 准教授 (兼:電気電子工学科) Link

信州大学大学院後期課程を終了後、日本学術振興会特別研究員(PD)、長岡技術科学大学助教を経て現職。
研究分野はナノ炭素の合成、物性検討を中心に水環境エネルギーデバイスへの応用研究。

【私の学問へのきっかけ】
自分で合成したナノ炭素の構造解析や機能解明を面白く思ったことがきっかけです。

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