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理論を追求し、手軽で効率の良いデジタル無線通信の実現を目指す!

Raspberry Piに無線信号処理を実装した可視光通信実験

Raspberry Pi Zero に無線信号処理を実装した
FMステレオ伝送実験

Wi-Fi や LTE(Long Term Evolution、移動通信システム)、地デジ(地上デジタルテレビ放送)など、専門用語が愛称として定着するほど無線通信はとても身近な存在になっています。普段から何気なく使っている無線通信システムはたくさんありますが、それらを支えている無線通信技術は共通している部分が多いです。笹森研究室では、さまざまな無線通信技術の効率を理論的に追求し、手軽で効率の良いデジタル無線通信の実現を目指しています。具体的には、 可視光やFM電波、音波をデジタル通信回線として活用し、低消費電力で広範囲に情報を伝えるための無線信号処理方法について検討しています。

研究から広がる未来

スマホを使った超高速通信とは違い、身の回りの様々なモノ(センサー)がインターネットにつながるIoTでは高速通信は必要無く、低消費電力で広範囲に情報を伝える必要があります。電波が使えない場所もあります。様々なニーズに『柔軟に』対応できる無線通信技術を目指しています。

卒業後の未来像

IoT時代が到来し、無線通信技術を必要としている企業は多いです。通信事業者、鉄道事業者、電力会社、自動車メーカー、通信機器メーカーに就職する学生が多いですが、つぶしが効く職種ですので、キャリアアップを目指して転職する卒業生もいます。

電子情報システム工学科 笹森 文仁 教授 (兼:電気電子工学科) Link

早稲田大学大学院を修了後、2000年より信州大学工学部助手、2006年より助教授、2017年より現職。
研究分野は通信工学、特に無線通信、無線信号処理、通信品質の理論解析に関心がある。

【私の学問へのきっかけ】
子どもの頃は雑誌を読みながら見よう見まねでプログラミングでゲームを作って遊んでいました。理数系が得意だったので理工学部を目指し、成績だけで学科を決めました。大学3年までは鳥人間コンテストに出場するサークルに没頭し、たまたま講義がわかりやすかった先生の専門分野が無線通信なだけで現在に至っています。きっかけはどうであれ色々なことに積極的に取り組んでいれば、自分のやりたいことが必ず見つかります!

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