招待講演(ドイツ)
招待講演、ポーランド、スウコウスキ教授と
世界が目に見えないルールに従っているとしたら、そのルールを探そうとあなたは思うでしょうか。例えば、いいことばかりが続かないことに理由はあるでしょうか?見かける水面の模様がどれも似ているように感じるのはなぜでしょうか?...等々。人間の認識には限界があるのですが、論理を用いると多くのことが「わかった気」になるように説明されます。さらに人間は「わかった気」になることを、「わかった」ことにするため、しばしば数学という学問を用います。量子トポロジーによる量子化・圏化は、人間の知覚の限界を越えて「世界の目に見えない背後のルール」を定式化すらしてしまうすごさのある学問領域の一つなのです。
圏化は、等式を空間関係と捉えることで既存の数学を一気に深めます。また量子化を推し進めることで曲がった空間を捉えます。その技術は新暗号、新材料や新医療を生み出す、代替ではない基幹的なテクニックを生み出すのです。
私の分野の研究者は、国内外関係なく、採用を求められる対象となっているようです。一緒の問題を追いかけた友人たちはIT・金融関係で採用を求められました。金融・DS・AI・材料・工学等、これから求められていく研究内容です。