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『制御工学』によるシステムの解析と実世界への応用

三慣性軸ねじり振動系装置

柔軟構造物実験装置
考案した制御手法を実機システムにより検証する

種村研究室では、システムを自在に操る制御工学の研究を行っています。制御工学は、機械系、電気系、他にも経済といった多岐にわたる分野で活用されている技術です。制御工学を最大限活用するためには、システム(操りたい対象)を解析しシステムの特長を理解する必要があります。種村研究室では、高校までに学習した数学の知識に、大学で新たに学ぶ専門知識をプラスし、『最適化数学』や『制御工学』の知識を活用することで、新しいシステムの解析方法や制御手法の構築に取り組んでいます。特に、近年注目されているビッグデータを制御理論に活用するといった研究も行っています。

研究から広がる未来

制御工学は様々な分野で活用されているため、その研究成果は高い波及効果があります。特に、近年注目されているビッグデータを活用した手法は、機械学習やAIとマッチした次世代の制御理論に発展すると期待されます。

卒業後の未来像

種村研究室では、制御工学の基礎を身につけます。ものを動かす上では、制御工学の知識が必須となります。そのため、研究室でしっかり学び、研究に励むことで、幅広い分野において活躍できるときると考えています。

機械システム工学科 種村 昌也 助教 Link

信州大学大学院博士課程を修了後、名古屋大学特任助教を経て、2019年より現職。
制御工学、データ解析、推定理論などの研究に従事。

【私の学問へのきっかけ】
高校生の頃、物理を学びその面白さに惹かれたのが学問に興味を持ったきっかけだったと思います。そして、大学へ進学し、制御工学の研究室に配属されると、数学の重要性がわかってきました。今まで学んできた、物理(実物)と数学(理論)をつなげてくれたのが制御工学でした。大学教員になるとは思っていませんでしたが、興味のあることを続け、そして、たくさんの方のお力添えがあったおかげで、今の自分があります。

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