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世界各地の水問題解決に向けた統合水資源管理を支援する

上田市諏訪形地先の千曲川堤防欠損と鉄道橋梁一部崩落(2019年10月15日)

佐久ケーブルテレビ年末特番「台風19号 その時佐久では・・・」収録(2019年12月15日)

頻発する水害、水不足、水環境汚染などは世界共通の問題です。しかし、自然・社会条件は地域により多種多様なため、問題の構図と有効な解決策は地域特有です。吉谷研究室では、地元の千曲川流域、カリフォルニア、タンザニア等の個別水問題や政策立案の事例を取り上げ、水管理実務者と協同しながら、観測、新政策分析、数値モデルによる予測・評価の研究を行っています。学生は水問題の実際と全体像を理解した上で、自分の興味のある個別のテーマを選び、研究を行っています。

研究から広がる未来

事例を取り上げ、現状の全体像を把握し、研究はなぜ、誰のために行うのか、研究成果はどう使われるのかを常に意識することで、適切な問題設定ができるようになります。

卒業後の未来像

個別知識や数値計算能力だけでなく、研究を通して社会人とのコミュニケーション能力が高まります。研究室卒業生はこれを生かして、官公庁、建設コンサルタント、建設会社に就職の他、大学院に進学しています。

水環境・土木工学科 吉谷 純一 教授 (兼:土木工学科) Link

1983年北海道大学土木工学科卒、1995年UC Davis修了。
建設省土木研究所、国土技術政策総合研究所、京都大学防災研究所などを経て、2016年より現職。
主な研究分野は、水資源政策、河川計画、水文予測など。

【私の学問へのきっかけ】
大学では社会とのつながりが最も強いと思った土木工学科を選びました。就職後、最初に配属されたのが研究所の河川部門で、それ以降、水に関する政策支援の仕事をしてきました。就職後、専門知識と能力の不足を痛感し、カリフォルニア大学デーヴィス校大学院に入学し水資源政策など広範囲の勉強をしました。専門知識があると、顧客の期待を上回る問題設定と解決策を提示することができることを実感するようになりました。

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