上段:キャビティ長さ2.0の自励振動(モード2)
中段:キャビティ長さ3.5の自励振動(モード3)
下段:キャビティ長さ5.0の自励振動(ウェイクモード)
吉田研究室は、流体の流れ現象を高性能計算機を用いて数値シミュレーションする研究を行っています。身の回りにある空気や水など流動する物質を流体といいます。流体の流れは身近な工業製品から地球環境まで広く関係しています。流体の運動をコンピューターで計算することで、目に見えない複雑な流れの現象をデータ化し可視化することで解明することを目指しています。さらに流れを制御することを目指しています。例えば、開いたキャビティを過ぎる流れの自励振動をコントロールする新しい方法を研究開発しています。
流体の運動は目に見えなせん。そこで計算を高速で行うことができるハイパフォーマンスコンピューティングで数値的に解く数値シミュレーションが有効なのです。空気や水の複雑な流れを可視化することができ、その物理の解明ができるようになります。
数値シミュレーションの技術は、様々な工業製品の開発に広がっています。卒業生は機械メーカーエンジニア、プラントエンジニア、ソフトウェアエンジニア、システムエンジニアなど様々な分野で活躍しています。