お問い合わせ 交通・キャンパス案内 信州大学HOME
信州大学工学部 電子情報システム工学科

宮川 みなみ

自然界の生物進化の仕組みを利用してコンピュータ上で情報を進化させる?!

(上)生物の遺伝と進化  (下)進化計算による車の設計最適化
のイメージ図:環境に適した個体ほど次世代へ子を残し、その繰り返しにより個体集団が進化していく

(上)生物の遺伝と進化  (下)進化計算による車の設計最適化 のイメージ図:環境に適した個体ほど次世代へ子を残し、その繰り返しにより個体集団が進化していく

研究課題の例

研究課題の例

研究テーマ:多目的最適化のための進化計算法

車の設計最適化(走行速度最大化)を例にとってみます。進化計算では、いくつか適当に作った車を走らせて、2つの速い車の設計情報(部品の材料、形、大きさなど)を生物の遺伝子に見立てて、組み合わせたり、一部を変異させて(交叉・突然変異)新しい車を生成します。これを集団に加えて、新しい車の生成を繰り返していくと、どんどん車が進化して速い車ができるんですよ、面白いですね。設計だけでなく、スケジュールやコーヒーのブレンドなど様々な最適化問題にも応用可能です。まだまだ沢山研究すべき課題があります。ぜひ一緒に研究しましょう。

研究から広がる未来

進化計算は、三菱リージョナルジェットやN700系新幹線の設計などですでに応用されています。今後、さらなる精度向上や、適用可能な問題の拡大によって、世の中の様々な問題を、人が考えずとも自動で最適化してくれるようになります。要するに楽がしたいです。

卒業後の未来像

研究活動を通じて、現状存在する問題の同定、解決法の模索・提案・検証をし、それを論理的に説明する経験をします。どの職業でも必要な能力なので、どんな職についても良いのではないでしょうか。この研究では、プログラミングが必要なのでその能力は付くと思います。

プロフィール

電気通信大学大学院博士後期課程修了後、日本学術振興会特別研究員PDを経て、2019年より現職。 研究分野は、進化計算を用いた制約付き多目的最適化。

電子メールアドレス
研究者総覧(SOAR) 詳細を見る
オフィスアワー 居室:E3棟-505室   メール予約で随時