当研究室は主に交通計画や地域計画にかかわる様々な分野に関する事柄を題材にして研究を行っています。たとえば地域における交通を計画するためには、単に人の交通行動を分析するばかりでなく、地域のまちづくりの方向性を把握し、住民の合意形成を行なって行く必要があります。そのため研究は種々の分野に跨って行うことも多いため、本研究室では様々なことに広く興味を持っていることが必要です。さらにフィールドワークを行ったり、行政の方々をはじめさまざまな分野の方々と接したりする機会も多いため、社交性と積極性を持っていることが必要不可欠です。
近年の卒論・修論等の研究テーマ(旧小山健研究室所属生含む)
・需要曲線の時系列変動を考慮した地方鉄道の事業継続可能性に関する研究
・職住分布構造を考慮した地方都市における通勤交通行動に関する研究
・フラクタル次元を用いた通勤時の公共交通利用者の居住地分布構造分析
・長野県における短期滞在型観光の発生需要に関する研究
・個人の保有意識を考慮した電気自動車の普及促進に関する研究
・個人の選好データを用いた道路整備事業の価値に関する研究