清水・近広研究室紹介(研究室のホームページはこちら

教授 清水 茂


 本研究室は,橋梁上部工に関する研究を行う。扱う研究内容は,力学面からのアプローチと,景観,美観面からのアプローチに大別される。本研究室は,橋梁上部工に関する研究を行う。扱う研究内容は,力学面からのアプローチと,景観,美観面からのアプローチに大別される。
 力学面からのアプローチでは橋梁部材の座屈・耐荷力に注目し,橋梁の地震時の挙動も含め,その設計法との関係を探ることが主題となる。一方,景観・美観面からのアプローチでは,橋梁そのものの美観や,橋梁を含む風景の都市空間内での位置付けなどを考える。なお,この橋梁景観の一分野である橋詰め広場に関する研究では,江戸府内の橋梁について,当時の文献などの調査も行う。本年度の具体的な卒研題目は未定であるが,上記の研究内容に沿って,諸君の希望などを考慮しながら決定する。
 当研究室では卒業研究は How to study を study するところ,との観点から,ゼミを重視することとしている。ゼミの内容は,はじめは橋梁・鋼構造の基礎,各自の卒論のテーマ決定後は,そのテーマに直接関係したものとなる。単に,指示されたことをそのまま実行するだけでは,このゼミはクリアできない。受け身な態度ではなく,自分から何かを見つけようとする意欲を持った学生を希望する。
 なお,機会があれば,橋梁の設計・製作・架設などの工場・現場見学も行う予定である。

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