松本研究室紹介(衛生工学研究室)

准教授 松本 明人


 当研究室では下廃水・廃棄物処理を中心に,環境問題について研究しております。研究は実験・実測によっておこないます。
研究テーマは
・生物による廃水・廃棄物処理の効率化(近年はメタン発酵および生物学的窒素除去)
を実施しております。また,卒業研究とは別に,
・水環境を多面的にとらえることを通じた環境教育ツール(水環境健全性指標)の開発
もおこなっております。
微生物を用いる実験は長期(1セット1〜3ケ月, これを年間数セット)にわたり, しかも中断が出来ません。微生物への基質(エサ)供給や実験装置のモニタリング(pH,発生ガス量測定など)といった毎日の作業が必要なことに充分留意して下さい。また,研究はチームを組んでおこなう場合が多いことにもご注意ください。
生物処理に関しては確固たる理論が形成されておりません。そこで信頼性の高い実験データを得ることと同時に,得られた結果を他の研究者のものと比較することが必要です。そのため,電子ジャーナル等により過去から最新の文献を調べることが不可欠です。
なお,衛生工学分野の企業への就職を考えている人は大学院に進学することをおすすめします。

研究紹介
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