○よく聞かれる質問(Q&A)


Q: 推薦入試の面接について教えて下さい。

A: 
面接時間は20分程度です。その中で、志望動機、高校生活で得たこと、大学で何を

   学びたいか、大学卒業後の進路、調査書、推薦書、自己申請書の内容等に関する主

   に人物面を評価する質問などをします。推薦入試Tでは化学、英語についての基礎学力

   を評価する質問をします。



Q: 判定評価はどのようなことに重点を置いて行われるのですか。

A: 
推薦入学Tでは、学生募集要項にもありますように、調査書と自己申告書の内容、面接の結

   果を総合して判定します。ただし、面接結果を重視します。

   推薦入試Uでは、センター試験の結果も考慮します。



Q: では、面接ではどんなことを評価するのですか。

A: 
推薦入試Uの面接では、学習意欲、積極性、活動性、将来性等の人物面と面接での表現力

   (プレゼンテーション能力)を評価します。


   推薦入試Tでは
加えて化学、英語についての基礎学力を試問します。



Q: もう少し具体的に教えて下さい。

A: 
人物面について
   
    推薦入試では、人物面(学習意欲、積極性、活動性、将来性等)の評価を最も重視し

   ます。大学進学や当物質工学科志望にあたり、どれだけ高い意欲や動機を持っている

   のか、これまで何をどれくらい努力したり活動してきたのか、何か積極的に参加したり、

   行ってきたことがあるか等が評価の対象になります。

   基礎学力について

  
 
   当物質工学科は、科学を基礎とした学科ですので入学後は化学に関連した講義がた

   くさんあります。そのため、高校レベルの化学の学力がないと講義について行けない場

   合があります。そうならないよう、化学の基礎的な質問をします。基礎的なことですので、

   質問に全く答えられないようですと評価は非常に厳しいものになります。また、工学部で

   は国際化に対応できる人材を育成できることを理念にうたっており、英語を重視していま

   す。物質工学科でももちろん英語を重視していますので、英語の基礎的な質問をして理

   解度を評価します。(物質工学科は、化学を基礎とした学科ですが、数学、物理に関連し

   た必須科目がありますし、学習や研究を進めて行くにあたり数学、物理の理解力が必要

   になる場合がありますので、調査書で数学や物理の履修状況を評価します。)

   プレゼンテーション能力について
   
    どんな立派な意見、考え、知識を持っていたとしても、それが正確に相手に伝えられ

   なくては何もないと同然です。面接での質問に対する回答を正確にわかりやすく自信

   を持って説明できたか評価します。このプレゼンテーション能力も人物面と同様に重視

   します。



Q: 信州大学の入学者選抜要項の工学部の推薦入学の出願条件

   に、課外活動で優れた成績を修めた者、特に誇れる資格がある

   者とありますが、課外活動での成績や取得した資格はどのよう

   に評価されますか。


A: 
課外活動の成績や資格の取得も重要ですが、課外活動を行ってきたことや資格を取

   得してきたことに対する積極性やそこでの努力が評価の対象になります。これは、生徒

   会活動、ボランティア活動等にも同様なことがいえます。TOEIC、TOEFLEや英検等、英

   語に関する試験で取得した点数や級については、その点数や級によっては大きな評価

   対象になります。



Q: 推薦入試を受験する高校生に対して大学の先生から期待する

   ことがありましたら教えて下さい。

A: 推薦入試では、発想力や独創性が豊かで自ら積極的に行動できる人材を求めていま

   す。大学では、そのような個性をさらに伸ばし、将来的にはその個性と大学で学んだこ

   とを生かして社会に貢献できるような研究者、技術者を目指し実現して下さい。