研究会参加・発表のお知らせです。2018年3月20日（火），東京大学本郷キャンパス 工学部2号館243号講義室において電気学会マグネティックス研究会が開催されます。本研究室から下記１件の発表を行います。

1) MAG-18-036　カプセル内視鏡の磁気誘導に関する最新動向
　二俣昌樹,松橋華世,田代晋久,脇若弘之, 水野勉（信州大学）,大宮直木（藤田保健衛生大学）

1)は大宮教授（藤田保健衛生大学）の医学界への貢献に対する情熱に応えるべくスタートし，平成27年度磁気健康科学助成金の補助も受けたカプセル内視鏡に関するの医工連携研究です。保険適用が開始されているカプセル内視鏡に手を加えず，医師が持てる重さの装置を使って体外から磁気誘導が行えないか？を検討しています。対向配置磁石ならびに平面配置磁石を提案し，苦戦しながらも臨床応用を目指しています。近年は水野教授のグループとも連携し，カプセル内視鏡に手を加えてでも，世界標準を変える付加価値を持たせて磁気誘導を提案できないか？という一歩先行く研究も開始しています。今回は，カプセル内視鏡と磁気誘導に関する研究動向を調査し，本研究の位置づけを再確認しました。

※　田代准教授，M1二俣，B4松橋が参加します。