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電気学会マグネティックス研究会に参加します(2015.3.9-10)

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心臓磁界計測実験風景
心臓磁界計測実験風景
心臓電位波形(ECG)と心臓磁界波形(MCG)の計測結果
心臓電位波形(ECG)と心臓磁界波形(MCG)の計測結果

研究会参加・発表のお知らせです。2015年3月9日(月)~10日(火)、金沢大学にて電気学会マグネティックス研究会が開催されます。本研究室から下記1件の発表を行います。


1) MAG-15-009 「インダクショングラジオメータを用いた心磁界計測」

 ◎山本崇紘,田代晋久,脇若弘之(信州大学)


1)は虚血等の心臓疾患や胎児の正常な発育を非侵襲に診断できるツールとして医療分野で認められている心臓磁界計測(MCG)に関する研究です。液体ヘリウムを必要とするSQUIDセンサの代わりに,お医者さんが使いやすいコイルと電子回路のみで校正したインダクショングラジオメータを開発しています。前報では歪んでいた心臓電界波形を,周波数補償回路により復元できることを確認し,実際にヒトの心臓磁界計測のデモンストレーションを行いました。磁気シールド外で行っているため60 Hzの環境磁界を除去しきれていませんが,利用者側の立場を考えた磁気応用技術の次の10年を考える一つのアイテムを提供できたと考えています。

※ M2山本の1名が参加予定です。

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