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エマルション科学研究会
Research Society of Emulsion Science

なぜ、“油”と“水”を混ぜたいの?

 

発足理由:

エマルションは互いに溶解しない(難溶な)“油”と“水”を過渡的に混合した液/液分散系であり、一つの液体中に“と“水”が相として共存している。そのため、エマルションは油と水の相反する二つの性質を同時に兼ね備えた機能性液体と言える。その結果、化粧品、食品、医薬品、石油産業、材料創製分野などにおいてエマルションは幅広く活用されているこれまで、乳化剤のもつ両親媒特性や自己組織化能、可溶化能を巧みに利用して油/水界面張力を低下させ、エマルションを調製して長期分散安定化を実現してきた。近年では、エマルション製品のニーズの多様化により、新しい概念による乳化技術(ピッカリングエマルションや三相乳化、機能性界面制御剤を使用した乳化、乳化剤を一切使用しない乳化剤フリー乳化など)が提案されるようになってきた。本研究会では、エマルション、乳化に関する研究に従事する学生、研究者の交流と新学術領域の創出を目的として発足いたしました。

 

趣旨:

@    エマルション科学分野の学生、研究者の交流:

l  学生・研究者の情報共有の場・交流の場

A    エマルション科学分野のキーステーション

l  情報・研究の発信源

B    異分野交流

l  異種学術領域の融合・異分野交流の場

 

企画:

(1)  信州スプリングスクール(4〜5月:1回/年:コロイド&界面科学研究センター共催)

(2)  エマルションセミナー in 東京(10〜11月:1回/年)

*開催時期・回数は目安となります。

 

参加費:無料

但し、会場費、冊子の作成費などが発生した場合には、参加費をいただきます。

*参加者の交通費・宿泊費・飲食費は自己負担でお願い致します。

 

入会手続き:不要

本研究会は、エマルション科学分野を学ぶ学生や研究に従事する研究者が情報共有、交流する場を提供することが目的であるため、興味のある方に誰でもご参加いただけるように、会員制度を設けておりません。

本研究会ならびに上記企画にご興味がある方は、下記までご連絡ください。

企画情報など、適宜ご連絡させていただきます。多くの参加者をお待ちしております。

 

平成30年度1月1日

 

エマルション科学研究会

会長:酒井俊郎

 

事務局:〒380-8553長野県長野市若里4-17-1

信州大学工学部物質化学科内

Tel: 026-269-5405

Fax: 026-269-5424

Email: tsakai@shinshu-u.ac.jp