木材曲げ試験のレポートについて
目的
- 木材の曲げ試験を行い、力学的特性を確認する。
- 異なる方法でヤング係数を測定し、その違いについて確認する。
実験計画書について
- 目的:試験体に対する加力方法や試験体の荷重を測定するロードセルのレンジを指定する。
- 必要事項
- 最大耐力の実験予測値(kN)
- 加力計画:所定の単位断面積あたりの荷重速度(N/mm2/sec)にしたがって試験ができるように荷重速度(N/sec)をあらかじめ計算しておく(教科書P79)。
- 注意事項
- 実験計画書も評価の対象にする。したがって,各自,決められた期日までに実験計画書を提出すること。
- 加力は提出された実験計画書をもとに実施する。
実験レポートについて
必要項目
- 実験の目的
- 実験方法(試験体,計測計画,加力計画)
- 実験に用いる試験体の樹種,寸法,質量,密度,含水率(実測値)
- 加力方法,加力速度
- 使用した試験機の規格
- 実験結果の記載必要事項
- 荷重-変形曲線(中央の荷重とたわみ)
- 曲げ強度
- 曲げヤング係数
- 縦振動ヤング係数
- 曲げヤング係数と強度の関係(共有データによるグラフ)
- 考察
- 設計上の基準強度と実験値を比較する。
- 縦振動法と曲げ試験から求めたヤング係数を比較する。
- 各班で共有したデータをもとに,曲げ試験から求めたヤング係数と曲げ強度の関係について考察する。
- その他
- 単位はSI系とする
- 計算過程がわかるように記述する
- 感想などは不要