平成15年度卒業論文
 冨田 純

交差点付近における非定常走行を考慮した
道路交通騒音予測に関する研究


研究背景と目的

公害の一つに道路交通騒音がある。これは道路上を走行する自動車から発生し、環境騒音に大きな影響を及ぼしているものである。これまで本研究室では、道路交通騒音について研究を行ってきたが、それら交通騒音予測に用いる自動車の走行状態に関してはすべて定常走行とし、また交差点を含めない直線的な道路状況を想定した上のものであった。しかし、交差点付近では自動車は加速、減速、(非定常走行)を繰り返しながら走行するため、実際の交通騒音は交差点付近の騒音を考慮しなければならない。本研究では自動車の定常走行時に加えて、交差点付近での非定常走行も解析に加えることによって道路交通騒音予測の精度を高めることを目的とする。





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