平成05年度卒業論文
 岩間 光輝  金井 典子

膜構造建築物内の音響的特性の把握に関する研究


研究背景と目的

 近年、大空間の形成に有利で自然光も採れるということから、膜構造物の建設が盛んに行われるようになってきた。膜構造物においてはその大空間を活かし主にスポーツ施設として建設され利用されているが、同時に講演会やコンサートを開きたいという希望もある。しかし膜構造物は残響時間が長く、反響が大きいなど、音響的に不利な点が多いのが実状である。そこで本研究においては、膜構造物において残響時間・反響の測定、及び明瞭度試験を行うことによって、膜構造物における音響特性を据え、基礎的データとすることを目的として研究を行った。
 測定を行った膜構造物は飯山の実験施設(以下、実験ドームと記す)、Pドーム、I短大、Gテニスクラブ、の4ヶ所と比較のため工学部体育館を使って実験を行った。





論文TOPに戻る場合は、 Laboratory Subjects をクリックしてください。