平成06年度卒業論文
 藤井 恒敏  松井 洋子

膜構造建築物内の音響的特異点に関する研


研究背景と目的

ここ数年、主にスポーツ施設として膜構造物が多く建てられている。特徴である大空間を利用してイベントや講演会等にも使われているが、一般に膜構造物は、残響時間が長くなる傾向にあり、反響などにより音が聞き取りにくい。これは膜材の反射特性によるものであるが、さらに膜材が曲線で構成されていることによる音響的特異点が原因としてあげられる。そこで、本研究では膜構造による特異点で残響時間、明瞭度、エコーダイアグラムの測定を行い、特徴を把握するとともに、音響的な特性の改善を目的として研究をおこなった。群馬県高崎市にあるPドームを使用させていただいた。





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