平成20年度卒業論文
 川名 隆之

交差点付近における
交通騒音予測と最適信号制御に関する研究


研究背景と目的

近年の都市環境においては、自動車交通需要の増加に伴い、道路交通騒音が問題になっている。特に、交差点付近においては、渋滞の発生や加減速による速度変動が大きいためにこのような影響を受けやすくなっている。道路交通環境問題を改善するために、自動車の騒音規制が行われているが、未だ十分とはいえない状況である。したがって、交差点付近の道路交通騒音の状況を明らかにした上で、交通流制御によって道路交通騒音が低減できるかについて検討していく必要があると考えられる。 本研究では、道路交通騒音予測、及び、環境負荷を低減する信号制御方法の検討のために交通流シミュレーションを使用した。まず、実測結果とシミュレーション結果とで精度検証を行い1)、次に、シミュレーションにより信号制御を変更して道路交通騒音の変化について検討した。





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