太陽エネルギー利用システムの計画、設計には太陽エネルギー量、及びソーラーパネルによって取得できるエネルギー量の算定が重要なポイントになる。太陽エネルギー利用システムの取得エネルギーは、集熱パネルに入射する日射量とともに、様々な気象条件に大きく影響される。本研究では、太陽熱給湯システム、太陽光発電システムについて、取得エネルギーと入射日射量の関係について調査を行い、同じシステムを用いた場合に期待される取得エネルギーについて、気象データを用いて予測を行った。