長野市
1.位置・面積長野市は長野県の北部に位置し、東西36.5km・南北41.7km、面積708.5ku、周囲213.9kmで、市域は5市4町5村に接している。四方に上信越高原国立公園をはじめとする山並みを望み、県内随一の長野盆地の中央を千曲川と犀川が流れており、海抜は最高2,535m(高妻山頂)、最低327.4m(豊野町浅野地区)である。 2.人口 長野市の総人口は、平成17年1月の豊野町、戸隠村、鬼無里村、大岡村の編入合併により383,322人(平成19年1月1日現在)となった。合併により38万人規模になったが、すでに戸隠、鬼無里、大岡などでは人口減少が続いているため、今後、総人口は減少していくものとされている。 年齢階層別に見ると、年少人口(0〜14歳)の占める割合が減少傾向にあり、老年人口(65歳以上)の占める割合が増加している。つまり、少子高齢化が進んでいるということである。
数値出典:長野市ホームページより
3.気象 長野市の気候は、温帯湿潤気候に属し日本海岸型であるが、内陸盆地という地理的条件によりいわゆる内陸性が強く、また年平均気温はおおよそ12℃である。夏季の日中の気温は標高の割に高く、沿岸都市より暑さは厳しいが、朝夕は涼しく、真夏もしのぎやすい気候となっている。一方、冬季の晴れた朝方の冷え込みは厳しく、春先には果樹、野菜、桑などの農作物への凍霜害がしばしば発生している。 年間平均降水量はおよそ900mm、月平均降水量はおよそ80mmで、多雨多湿を特徴とする我が国の中では極めて少なく、海からも遠く離れ、山脈に囲まれているため湿度は低く、夏季の蒸し暑さは比較的少ない方である。 また、卓越風は冬季には北風となり、夏季には一般に西風となるが、一年を通じて風速は小さい方である。 気候の年変化は、日本海岸・太平洋岸の両気候型の特徴が組み合わされているためやや複雑であるが、沿岸部に比べ大きな異常気象が起こることはあまりなく、全体として気候は穏やかである。
数値出典:長野地方気象台ホームページより
![]() |