共通講座卒業研究案内



平成11年度より,希望する学生は共通講座の教官のもとでも卒業研究・修士研究ができるようになりました。共通講座では,下表のような研究テーマを用意して希望する学生諸君を待っています。
平成11年度在籍学生:4年生12名,修士1名
平成12年度在籍学生:4年生13名,修士2名



指導教官平成13年度予定 卒業研究テーマ
酒井雄二・モーメントの問題の種々相と並べかえの理論
・並べかえ理論の研究と応用
河邊淳・ファジィ制御理論,ファジィ集合・測度・積分及びファジィエントロピー
・(量子)情報理論・(量子系の)エントロピー
・数式処理ソフトMathematicによる工学基礎教育法の改善
・無限次元空間の数理
山崎基弘確率,統計,オペレーションズ・リサーチ(OR)とその工学への応用を研究する。
 例)工学現象における有限マルコフ連鎖(確率)
 例) 実験データの主成分分析(統計)
 例) 乱数とモンテカルロ法の工学的問題への応用(OR)
高野嘉寿彦情報幾何の研究
 ・情報幾何を用いた線形システムの安定性の研究
 ・量子系への情報幾何の応用
木村盛茂 システム理論と行列の数値解析,特にディジタル制御系の解析と設計の
基礎数理と 関連するリカッチ方程式などの行列方程式の数値解法
澤田圭司〇核融合プラズマに関する研究  
 ・核融合プラズマのダイバータシミュレーション
  (核融合研究所及び原子力研究所との共同研究)
 ・核融合周辺プラズマを模擬した水素放電
 ・水素放電シュミレーション
〇近接場プローブ構造の最適化のための計算機シミュレーション
榮岩哲二〇メゾスコピック系(ナノ構造体)
 ・トンネル型微粒子分散薄膜の巨大磁気抵抗効果に関する研究
 ・マイクロカプセルに閉じ込めた磁性超微粒子に関する研究
 ・自己組織化ナノ結晶に関する研究
 ・走査プローブ顕微鏡による0.1μm以下の描画・微細加工に関する研究
 ・ガス中蒸発法による超微粒子の開発研究
〇新薄膜作製技術
 ・帯電微粒子電場中振動成膜法による超微粒子の薄膜化,デバイス化
  に関する研究
〇p型酸化物半導体薄膜に関する研究