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ものづくり・技術教育コース

ものづくりは人と社会を育む

暮らしの道具、生活の中の技術に基礎を置きます。ものづくりには、自らを表現し、仲間と共感しながら協働する喜びがあります。ものづくりを通して、生きる力を持ち、創造性豊かな子どもたちを育てていくことを目的としています。子どもたちに基礎的なものづくりの技術や、エネルギー利用、地球環境に対する知識とマナーを習得させ、実践に生かせるように育てていける教師の育成を目指しています。

主な科目
技術科指導法基礎 技術科教育概論 技術科教材論 木材加工基礎
栽培基礎 金属加工基礎 情報基礎 機械基礎 電気電子基礎

コースの特色

ものづくり・環境・技術についての指導力を身につけるために、ものづくり、環境、木材加工、金属加工、情報、栽培、電気・電子、機械、技術教育に関するさまざまな講義、実習、演習を展開します。
特に実習では、ものづくりの基礎的知識・技能から高度な技術の知識・技能、幅広い内容を実践的・体験的に学んでいきます。3・4年次では、技術教育系学会の主催する教員指導能力認定試験にも挑戦し、実践的指導力の定着を確認していきます。4年次では卒論の成果を専門学会で発表することによって、専門知識を深めると同時に視野を広げます。さらに指導力を高めるために、工作教室やロボコン等、子どもたちとふれあう社会貢献活動に取り組んでいます。

カリキュラム

カリキュラムは、機械、金属加工、情報、電気・電子、木材加工、栽培および技術科教育からなります。1年次では、大学での学習の導入的な内容と技術に関する全般的な内容を学び、2年次から本格的に技術の各専門領域の基礎、理論および技術科の指導法などを幅広く学んでいきます。3年次からは、それまでに学んだ領域から選択して製作や理論を深め、4年次でこれらをさらに発展させ、卒業研究へとつなげていきます。特徴ある授業の一つに、「技術と環境」があります。この授業では、技術と環境に関するテーマについて、グループによるディベートを展開していきます。賛成・反対の立場に分かれ、技術的仕組み、経済、エネルギー等のさまざまな観点から調査し、プレゼンを練り上げ、議論し合うことを通し、技術と環境に関する専門知識の視野を広げると同時に、論理的思考やプレゼン力も大きく向上していきます。

[木材加工]
授業紹介

木材加工基礎では、木材およびその加工技術について、基本的な知識や理論を学ぶとともに、製作実習を通し、実践的に関連技術を身につけていきます。授業では、ハイスピードカメラなどの先端的な機器も使い、科学的に分析し、学習を深めていく工夫もしています。さらには、レーザー加工機で製作品に刻印も入れるなど、伝統と最先端技術をわかりやすくかつ体験的に学ぶことができます。

こうした授業を通し、中学校での鋸引きくらいしか経験がないという学生も、一定の製作技術と知識を身につけていくことができます。また、指導する側の視点も重視し、「技能指導のポイントは」「教材をどのように考えるか」など、技術のみならず、他教科や小学校でも活用できる指導技術・知識も同時に学んでいます。製作実習で体験的に学べておもしろかったという感想とともに、技術を見る目が変わった、技術の世界は深くおもしろいといった思いを学生たちが持ってくれています。

木材機械を使って加工 全員で楽しみながら実習に取り組む

ものづくりやコンピュータが好きで、子どもたちにその素晴らしさや面白さを伝えたいと考えて、このコースを選びました。指導法や教材論の授業では、単純にものを作っていくのではなく、子どもたちにどのようなことを考えてほしいかを考慮しながら、ものづくりをすることの奥深さを学びました。また、各種実習の中では自身で考えたもの以外に友人の希望に沿ったものや、大学の備品などさまざまなものを製作し、知識や技能を身に着けることができました。

※在籍する学年、および内容は平成25年インタビュー当時のものです。

〒380-8544長野市西長野6の口 信州大学教育学部
電話番号等は【お問い合わせ】をごらんください。