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図画工作・美術教育コース

創造する感性と技術を磨き、共に楽しむ

力強い空間を造形する彫刻。自己の表現を画面世界に投影する絵画。
身近な生活から情報まで、アイデアと創造で人生を豊かにするデザイン。
美術作品を鑑賞し、豊かな創造性を育むことで感性を磨きます。
そこに必要なのが知識です。また、作品とじっくり向き合い制作する喜びは、共に鑑賞する喜びにつながります。
子どもたちが活き活きと自己表現し、楽しみにながら制作手法を身につけることを支援するためには、美術教員の制作する力量と、研究への意欲が必要です。
人生を豊かにする美術の世界を共に学びましょう。

主な科目
絵画基礎 絵画実習 彫刻基礎 彫塑実習 デザイン基礎 デザイン実習
工芸基礎 工芸実習 美術史・美術理論基礎 美術科指導法基礎

コースの特色

図画工作・美術教育コースでは、絵画、彫刻、デザイン、工芸、美術史・美術理論、美術教育について総合的に研究し、美術に関する専門的な知識と制作技術をもった教員の養成を目的としています。美術を通して子どもたちに語りかけ、学校教育としての美術のもつさまざまな課題を学び、子どもとともに成長し、喜びを分かち合うことの素晴らしさを探求します。

美術は、人の感性や創造の世界に働きかけ、視野を広げ、人生を豊かにします。当コースでは、芸術を通した人間形成を土台として、美術教育の意味や価値を理解し、指導者に必要とされる高い専門性と力量を身につけることができます。美術を実技、 理論、臨床等のさまざまな側面から学び、基礎的な知識と制作技能、実践力を培い、さらに専門的な研究能力を身につけることで、21世紀にふさわしい、豊かな人間性を備えた美術教員の育成を目指します。

カリキュラム

図画工作・美術教育コースのカリキュラムは、小学校教諭一種免許状、中学校教諭一種免許状(美術)および高等学校教諭一種免許状(美術)を取得することができるようになっています。1年次の共通教育を経て、2年次からは美術科教育や美術科の教科指導内容である絵画、彫刻、デザイン、工芸、美術史・美術理論を中心に幅広く美術について学びます。まず2年次には主な教科指導に関わる基礎科目を履修し、3・4年次では、2年次で学んだ基礎科目を土台として、本格的に制作や理論を深め、卒業研究へとつなげていきます。

基礎科目によって確かな知識を養い、演習や実習によって教科指導内容をより深く探求できるようにステップ・アップしていきます。
2年次から各研究室に所属するようになりますが、自分が所属する研究室を超えて、幅広くかつ専門的に研究を深めることができるのが、図画工作・美術教育コースのカリキュラムです。

授業紹介

「美術科指導法基礎」は、少し盛り沢山です。明治・大正・昭和と続く美術教育の流れを理解したら、戦後の学習指導要領の変遷と現行学習指導要領を学びます。以上は講義が主です。続いて美術科を形作る2つの領域、表現と鑑賞について、受講生は講義を聴いたり、映像資料を視聴したり、「主題とは?」「中学生とは?」「鑑賞とは?」などについて語り合ったりして学びます。
また、鑑賞では、レオナルド・ダ・ヴィンチの《最後の晩餐》の登場人物13名を演じるロールプレイを行います。

皆が楽しそうに飲食していると、キリスト役が「皆の内の1人が私を裏切る」と語り、驚いてそれぞれが特徴的ポーズを取った瞬間、教室に《最後の晩餐》が生まれるという内容です。
その後、題材を自ら考えて学習指導案を書き、それを使って模擬授業を行い、省察をまとめます。
こうした授業内容ですが、優れた美術教師を育むためのプログラムを現在も模索し練り続けています。

役作りは難しいが、笑いが絶えない 《最後の晩餐》を演じる(ロールプレイ)
学内外の美術を中心にした交流から、新たな好奇心と大きな達成感が生まれます。

人物画、古典画法、メディア表現、視覚デザインなど、ほとんどの美術系の授業科目が好きで、基礎的な知識、技能を習得し、満足のいく作品を制作してきました。教育実習ではそれらを現場でどのように活かしていくのか、深く考えさせられました。また自主制作映画やアニメーションの制作、須坂市との連携プロジェクトとして、小学校で子どもたちと一緒に作品制作するなど、授業で得たものを応用し、地域で美術や教育に携わる多くのチャンスに恵まれています。

※在籍する学年、および内容は平成25年インタビュー当時のものです。

〒380-8544長野市西長野6の口 信州大学教育学部
電話番号等は【お問い合わせ】をごらんください。