先月の9月11日に, 3年生の教育実習Ⅰが終わりました。附属長野小・中,附属松本小・中・幼稚園と実習が行われました。今回は,附属松本中学校での実習を振り返って,附属教員の先生,また,実習生から感想を寄せていただいたブログ記事です。実習を終えた後の実習生の表情が,大変密度の濃い充実した4週間を物語っています。
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◆附属教員の先生から
本大学では,3年次に4週間にわたる教育実習を行います。生徒を目の前に,初めて授業を行うため,準備を重ね臨んでいましたが,予想した生徒の反応が返ってこないこともあり,戸惑いながら最初の頃は授業を創り上げていました。しかし,生徒は様々な事象について,どのように考えていくのか,生徒の観察を通しながら,生徒の意識を大切に授業づくりや教材研究を重ねていくことで,生徒の探究的な学びを目指した授業へと変容してきました。この教育実習を通して,生徒とともに創り上げる授業の大切さを実感できたのではないでしょうか。
◆実習生の感想(抜粋)から
・4週間で多くのことを学ばさせていただきました。発問計画やノートなどで自分が授業のためにやったことは決して無駄ではなかったと研究授業が終わって感じました。難しかったけど,楽しかったです。
・この4週間でどれたけ多くのことを学ばせてもらったか,数えきれません。このことを忘れずに残りの大学生活を送り,教師の道を歩んでいきたいと思います。
・この4週間で僕は大きく変わることができました。今まで教材研究に対してあまり重きを置いていなかったのですが,とても大事なことだと気付きました。大変でしたが,最高の実習にすることができました。ありがとうございました。
・実習がはじまる前と実習を終えた今では,物事に対する考え方が変わったと思います。これは指導して下さった先生方のおかげです。20年間で最も濃い4週間でした。本当にありがとうござました。