附属学校園・施設

附属学校園

長野・松本二つのキャンパスに、幼・小・中・特別支援学校が、全部で六校園設置されています。学部学生が、教育実習や演習において、児童生徒と直に向き合いその内面理解に努めながら、学部で学んだ教育学・教育方法の具体的実践を通して、「臨床の知」を学ぶ場です。各校園では、子どもが自ら課題意識をもち、対象と深く関わる中で意欲的に学ぶ教育のあり方を求めて研究を重ね、毎年の公開研究会を通して、その成果を発表・発信しています。また、赴任した教員の研鑚の場でもあり、各校園で力をつけた教員が県下各地に戻り、中核となって活躍しています。

                             

附属施設

附属次世代型学び研究開発センター

学校教育専攻のイメージ写真

附属次世代型学び研究開発センターは、教育委員会、学校等と連携を図り、「学び」に関する理論的,実証的かつ臨床的な研究・開発を⾏うことで、「次世代型学び」を探求し、学生の皆さんの教育や現場の先生方の研修に寄与することを⽬的としています。

附属志賀自然教育研究施設(志賀自然教育園)

附属志賀自然教育研究施設のイメージ写真

志賀高原の気候は北海道の平地とほぼ同じです。そこにひろがる約1000ha(東京ドーム約200個分)の亜高山帯針葉樹林は日本有数の原生林として上信越高原国立公園の特別保護地区に指定されています。
信州大学志賀自然教育園はその保護区内にあり、動植物の生態学や地球科学の重要な野外研究の場となっています。同時に、資料館、ロックガーデン、自然観察路をそなえ、だれもが気軽に豊かな自然に触れられるようになっています。

防災教育研究センター

防災教育研究センターのイメージ写真

令和5年6月に開設した、多様な専門性を持つ教員が集う教育学部のメリットを生かし、主に「伝える、学ぶ」など人づくりの視点から防災減災を研究する新しいセンターです。 学校での防災管理や防災教育実施に関わる支援を県や市町村教育委員会と協力して進め、学校の防災力向上を目的とした調査研究を行います。また人とつながる地域防災、企業防災にも取り組み、多世代のチャンネルと地域を構成する様々なネットワークを駆使した、総合的な地域防災力の向上をめざした調査研究を行います。

附属図書館教育学部図書館

附属図書館教育学部図書館のイメージ写真

信州大学附属図書館教育学部図書館は、地域に開かれた大学図書館として市民の方も利用できます。 教育学部図書館備付の図書を利用して学習、教育研究を目的とする一般市民の方ならどなたでも利用できます。

教育学部同窓会 赤煉瓦館

教育学部同窓会 赤煉瓦館のイメージ写真

教育学部同窓会 赤煉瓦館は明治時代に長野県庁書籍庫として建てられました。その後、長野師範学校書籍庫、信州大学教育学部書籍庫の役割を経て、平成29年に信州大学教育学部赤煉瓦館として生まれ変わりました。平成20年には、国の有形登録文化財に登録されています。