信州大学経済学部を卒業した先輩たちは、大学生活をどう過ごしたのだろう?学生の時、何を考え、そのためにどんなことをし、そしてどんな力を付けることが出来たのか?また大学生活は現在どう役立っているのかをインタビューしました。
卒業生のコメント

木津陽二朗さん
1991年卒
公認会計士・経営コンサルタント
大学受験・資格取得の勉強をしていると視野が狭くなりがちです。「あなたのやりたいことはなんですか?」「世の中見えていますか?」「あなたはどこにいますか?」「あなたは必要とされていますか?」「あなたは他人と話がチャンとできますか?」「あなたのやりたいことを世の中でどう実現させますか?」
まじめにやれば、資格を取得すれば、通用するほど世の中そんなに甘くありません。大学で深く考えたこと経験したことは、社会人になってから必ず役に立ちます。慌しい都会のマンモス校と異なり、信州大では豊かな自然の中で自分のペースで学生生活が過ごせるはずです。学生はやっぱり悩みながらチャレンジし続けるべきだと思います。

田口理絵さん
1992年卒
国税専門官
大宮税務署勤務
仕事に育児に趣味にと充実度満点の生活を送る今のわたしの原点は信大ですごした4年間にあります。自然に囲まれゆったり流れる時間の中、個性豊かな友人たちとの交流がそれまで臆病者だったわたしを、やりたいことはまずやってみる人間に変えてくれました。ゼミを通して尊敬できる教授に出会えたことも大きな財産です。
学生時代の経験はどんな経験でも必ず人を大きくしてくれます。勉強も遊びも興味のあることにどんどんチャレンジしてみて下さい。

蔵田玲子さん
1992年卒
長野朝日放送株式会社報道制作局制作部アナウンサー
「全国初の一芸入試」で話題になった入試組。強烈な個性を放つ個性豊かな仲間が常にそばにいました。アジアを中心に広く世界経済にアプローチするゼミには、アジア諸国の留学生がいて、彼らと過ごす時間は実に楽しく、世界風をビュンビュン感じました。その影響か時間があればアジア各国を歩き回っています。信州にいながら国際交流とネットワークの強さを感じました。
現代社会は刻々と変化する生き物です、どんな状況でも「見る目、読む力」があるかどうかで確実に将来が違ってきます。その基礎学力を是非身につけて下さい。

佐藤豪太さん
1998年卒
エプソン販売株式会社
私は1998年に卒業し現在の会社に入社しました。現在は営業として様々なお客様と向き合う仕事をしております。
営業としてあるいは社会人として必要なスキルは様々ありますが、「考える力」が非常に重要となります。大学時代では行政法のゼミに所属しておりました。教科書に書いてあることを学習する高校までの勉強と違い、様々な事例や判例を元にその裏にある事柄を自身で考え、さらに議論をすることで一層深めていくという作業を行いました。今になって思うと、それらのことが現在のスキルの基礎として活かされている部分もあるように思います。
県内のみならず信州の自然に憧れて入学する学生の多い信州大学は、そのため個性的な人が多く集まり、そのような友人たちと過ごした日々はかけがえのない時でした。そして今でも信州は自分のふるさとのように思えてなりません。
大学は学業のみならず様々なことを学ぶことができる貴重な場所であり、大学生活は貴重な時間です。私はそれを信州大学で過ごすことができたことは幸せに感じますし、誇りにも思います。
学生の日々は後になって思うと非常に短いものです。皆様にも卒業後も誇りに思えるような充実した日々をぜひ過ごしてください。

安立明広さん
2008年卒
帝人株式会社 経理部 製品グループ勤務
大学生活を通じ最も印象に残っているのは、国際交流サークルを立ち上げ、運営していた日々です。部長として大勢の部員を引っ張ってきたことは大きな経験となり、日本人・留学生の双方で得がたい多くの友人を作ることができました。彼らと遊び、語り明かした日々は一生の思い出です。
4月の入社後は、大阪本社の経理部で原価管理の仕事をしています。私の部署では、工場のお金全ての動きを管理しています。一つ処理を間違えれば、億単位の損を出しかねない大切な仕事です。まだ勉強中の身ですが、担当も決まりいよいよ現場に出て行きます。丁寧な仕事を心がけ、頼られる人間を目指して頑張っていきたいと思います。
卒業後、松本で過ごした4年間の貴重さを改めて実感しています。この大学に来てよかったと、胸を張って言えるように、何をしたいのかを見据え、充実した大学生活を過ごして下さい。

