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今成 孝雄 先生(上田交通株式会社 代表取締役社長)の講義が行われました

今成 孝雄 先生(上田交通株式会社 代表取締役社長)の講義が行われました

2017. 12.06

  • 経営者と企業

 平成29年12月6日、平成29年度「経営者と企業」第7回の講義として、上田交通株式会社 代表取締役社長 今成 孝雄氏から「上田電鉄別所線は地域活性化に貢献できているか!? ヨソ者社長、ローカル鉄道へ挑む の巻」と題して講義が行われました。

 まず、本日の講師を知る~として、1979年に東急グループのひとつである東京急行電鉄株式会社に入社され、鉄道事業本部等において経営幹部として活躍。2016年、上田交通株式会社 代表取締役社長に就任されたと御自身の御紹介をされました。
 東急グループは「交通」「不動産」「生活サービス」「ホテル・リゾート」の4つの事業領域で人々の暮らしを支えるさまざまな事業を展開しており、上田交通グループも、その一員として交通事業を中心とした総合サービス業として地域社会と共に歩んでおられます。

 上田電鉄、上田交通の経営トップに就任されてまず実行されたこととして、事業の現場や地域観光資源の実査を挙げられ、その一環として信州大学繊維学部の講堂へ行ったときのことを御紹介いただきました。トップとして留意している一番のポイントに「コミュニケーション」を挙げられ、"「伝えた」ではなく、「伝わったか?」"が重要であり、取り組みは一方的ではダメ。相手がどう感じているかという視点が、どんな企業・事業においても大事なことで、相手の視点で捉えるのがコミュニケーションの基本であると述べられました。

 続いて、グループ会社のひとつである上田電鉄別所線での取り組みについて御紹介いただきました。概要として、別所線は上田~別所温泉間11.6km、沿線には数多くの文化財や産業団地があり、りんごやワイン用のブドウの生産が盛んな田園地帯を走るローカル私鉄であること。安全安定輸送を継続するため、老朽化したまくら木や分岐器の交換、踏切保安設備の機器更新など、安全輸送対策への取り組み。より一層の利用促進を図るためとして、自社での取り組みはもちろん、行政や市民団体、事業者など地域と連携して各種イベントの実施や県外・海外へ情報を発信するなど、さまざまな活動を展開されているとお話しいただきました。昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」による観光客の増加も手伝って、輸送人員が15年ぶりに130万人台に回復しており、今後も更なる躍進が期待されます。

 最後に、長きにわたり歩んでこられたこれまでの企業人生を振り返られ、これから社会人となる学生に熱いメッセージを述べ、講義を締めくくられました。テンポよくユーモアのある内容に時には会場で笑いがおこるなど、終始活気あふれる講義となりました。

  • 上田交通(株) 代表取締役社長 今成孝雄氏
  • 講義風景

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