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下島 康保 先生(塚田理研工業株式会社 代表取締役社長)の講義が行われました

下島 康保 先生(塚田理研工業株式会社 代表取締役社長)の講義が行われました

2017. 10.18

  • 経営者と企業

 平成29年10月18日、平成29年度「経営者と企業」第1回の講義として、塚田理研工業株式会社 代表取締役社長 下島 康保氏から「創造と革新に熱意で挑戦『非常識』への挑戦が未来をつくる」と題して講義が行われました。

 会社概要や沿革について説明された後、事業内容として「プラスチック部門」「基板部門」を挙げられ車の内装部品や電子機器等を例に多方面にわたり自社製品が採用されているとお話がありました。それらの事業を可能にしている自社の特色は他社にない「プラスチックめっきサンプル帳」や84種類のめっきをうみだす複合ラインなど独自のめっき技術の開発がおおきく、これらは検査・解析システムなどの製品測定機器や液分析機器等、高精度な測定を可能にしニーズに沿った商品提供へとつながっています。これらの技術は高級車の部品に応用されています。また、海外への積極的な進出も行い、中国にも工場を立地しています。

 一方、めっき工場では悪臭や人体に有害なガスを発生させる薬品を多く取り扱っているため、設備・環境への取り組みも積極的に行っており、具体例として工場内で緑色を使用したり木の床を採用、大気洗浄装置を設置するなど、地球や人にやさしい工場作りにも力を入れていると説明されました。

 最後に経営方針として経営理念や今年度の目標について語られ、講義をしめくくられました。

  • 塚田理研工業(株) 代表取締役社長 下島康保氏
  • 講義風景

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