山本 英二

絶好の秋晴れの中、諏訪へフィールドワークに出かけてきました。行った先は、片倉館、諏訪大社秋宮、それに旦過の湯です。

片倉館は、千人風呂と呼ばれる洋館風の立ち寄り温泉です。戦前の片倉財閥が作ったものです。浴槽に敷かれた玉砂利が良い感じです。紅葉もきれいでした。

諏訪大社・下社秋宮は、下諏訪町にあります。下諏訪は、江戸時代には中山道と甲州道中の合流点で、いまでもあちこちに宿場町の雰囲気が残っています。

旦過の湯は、いわゆる町の共同湯です。旦過は、中世に寺院に設けられた旅僧の接待所である旦過寮に由来し、確実に中世にまでさかのぼることができる信州最古の温泉のひとつです。46℃のとにかく熱い温泉でした。