やまだ けんぞう
山田 健三
日本言語文化 教授
教員 BLOG
一覧を見る【学部長室から】人文学はスルメであり、松明である。
(2017-04-04 新入生ガイダンス挨拶より)
皆さん、こんにちは。学部長のヤマダといいます。人文学部は皆さんを大いに歓迎いたします。ようこそ信大人文へ。
皆さんに伝えたいメッセージは山ほどあります。が、それを伝えるには、この時間は短すぎます。よって短めのことばを二つだけ。
一つ目は「人文学はスルメである」。
これは意訳すると「人文学は人生において最高に役立つ、賞味期限のないガクモンである」という意味になります。
もう一つは「人文学は松明である」。
こちらも意訳すると「人文学は、見えない他者と対話しつづける行為において輝きだすガクモンである」ということです。
これらの言葉が皆さんの腑に落ち、そして人文学の輝きが皆さんの人生を照らしてくれることを切に願っています。