教員紹介

しらい じゅん

白井 純

日本語学 准教授

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パソコン 雑記

変わらないもの

時代はめぐる

TrackPointキーボード

もはや懐古趣味と言われる日は遠くないかもしれません。
ノートパソコンの時代を築いたThinkPadに不可欠なトラックポイント、赤いポッチ、あるいはナントカとかカントカとか、いろいろ愛称もあるアレですが、私は20世紀末に某大学の研究室備品のThinkPad535と560に初めて触れ、これは良いということで、伝説的な名機と語り継がれる600を購入(当時の価格で45万円)したくらいThinkPadが好きで、以後、T系とX系をそれぞれ何台か使い倒し、現在のx200sに至り、そのキーボードの快適性が病みつきで、とうとデスクトップ用にトラックポイント付きのキーボードを用意するまでになりました。例の4画面はこのトラックポイント1本でカーソルを動かしています。

古き良き・・・

ThinkPad x200s

そして最近ですが、どうにもいけません。
ThinkPadの販売元がIBMからlenovoに移って以来、古き良き時代のThinkPadは少しずつ変わってゆき、価格の低下と共に品質も低下しましたが、最近では伝統の7列キーボードも絶滅寸前です。
ことに画面解像度の低下は我慢ならないところで、「液晶の供給元が無くなったから我慢してよね」みたいな案内があって、それでもおかしいと思っていたところ、Panasonicから高解像度のモバイルが出たではないですか。これが出来て、なんでThinkPadに出来ないのかと。
しかしいくら腹を立てても、トラックポイントに魅了されたままでは浮気もする気になりません。
先日とうとう、30分ともたないx200s(u9400、1440x900、SSD)の腐れバッテリーを取り替え、もっさりVistaも7に入れ替え、つまりリフレッシュして延命させました。これと同等の解像度と携帯性を持つマシンが出てこないと、私は古き良き時代の思い出にひたりつつ、いつまでも自己満足を抱えてやってゆくしかないのでしょう。
かつてはプロフェッショナルのための特殊な機械を「知識と技術と経験で使いこなす」ことに喜びを見出したものですが、気がつけばPCは誰でも使える道具になり、トラックポイントどころかキーボードも旧世代のデバイスになりつつあります。私は先端を歩いていたつもりで、遅れたつもりは無いのですが、潮流が変わって気がつけば一人ぼっちという、そんな気持ちです。

まだまだ現役

伝統のゴミ箱

電子機器に比べて長持ちなのは研究室の備品です。
6年前に赴任した際に取り替えましたが、私の研究室には黒電話がありました。今時の学生は、電話を掛けるためにダイヤルを「回す」ということを知らないかもしれません。
それから「ゴミ箱」。プラスチック製の安物ですが、「国語 馬瀬研」と明記されており、信大国語学講座(現、日本言語文化講座)初代教授の馬瀬良雄先生の持ち物だったに違いありません。馬瀬先生が退任してから丹羽一彌先生に引き継がれ、丹羽先生は何とも思わず使い続け、私の代になっても特に違和感は無いので使い続けているという、時代を感じさせるというか感じさせないというか、すばらしい逸品です。

処分したいが

姿勢矯正椅子

もう一つ、長持ちなのが背もたれのない椅子です。
こちらも、現在、私の同僚である山田健三先生の前任の池田証寿先生の時代からこの研究室にあったそうで(池田先生談)、先日も「そういえばあの椅子はまだあるの?」みたいな話が出たくらいで、色は地味なのですが、座り心地の悪さが印象に残る椅子です。
背もたれのない椅子は疲れるし嫌いなので処分したいのですが、こうなるとしばらく放置しておいて、私がこの研究室に居なくなってからどうなるか、みたいな事を考えるのも面白そうなので、しばらく置いておくことにしましょう。

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