教員紹介

さとう まさとし

佐藤 全敏

日本史 准教授

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2009年夏 大きな図書館と本屋さん、そして歴博へ

2009年9月上旬、2泊3日のゼミ旅行にでかけました。

 

歴史の研究にとって、本はとても重要です。
文化人類学者がジャングルのなかに分け入るように、
歴史の研究を志す者は、史料のなかに分け入らなくてはなりません。
それに、大工さんが道具を使いこなすように、
史料を読解するためには、さまざまな本を使いこなす必要もあります。

 

そこで、とにかくたくさんの本を見てみようということで、
初日は、東京の大きな図書館と大きな本屋さんにむかいました。

 

最初にむかったのは東大です。

 

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安田講堂の横を歩く

 

 

②総合図書館【改1】.jpg

総合図書館前にて

 

東大では、日本史学研究室の各部屋、文学部図書室、
学術雑誌の集架された文学部の図書室、などを見てまわり、
それから一番大きな総合図書館にいきました。

 

特別許可を得て、書庫にも入りました。
6階まである広大な書庫は、
薄暗く、迷路のようです。

 

 

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三四郎池を眺める

 

学内の洋食屋さんで昼食をとったあと、キャンパス内を散歩。
三四郎池は、以前、レポート課題で読んだ
夏目漱石『三四郎』の舞台です。

 

 


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史料編纂所の一室

 

東大には、史料編纂所という研究所があります。
ふだんゼミで使っている様々な史料集も、
多くはここで編纂されたものです。

 

史料編纂所では、引っ越しの最中だったにもかかわらず、
田島先生と藤原先生が、
若い学生のためにと、貴重な資料を次から次へと出してこられて、
集中講義をして下さいました。

 

 


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学内のスタバでしばし休憩した後は、
今度は国会図書館へ。

 

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国会議事堂の横を歩く

 

国会図書館は、国会議事堂のはすむかいにあります。
“政権交代”を決定づけた衆議院選挙の
翌々日のことでした。

 

国会図書館には、専門書のほか、マンガや雑誌も、すべてあります。
なかなか居心地のいい空間です。

 

 

 

⑧ジュンク堂[2].jpg
巨大な本屋さん

 

夕食後は、池袋にある大きな本屋さんにむかいました。
ここでは完全自由行動。
1日目はここで終了。 

 

 

 

⑨歴博へ【改1】.jpg
国立歴史民俗博物館へ

 

2日目からは、国立歴史民俗博物館(通称“歴博”)へ。
今年も2日かけて見てまわります。

 


⑩沖の島【改1】.jpg
沖の島の磐座(いわくら)模型

 

歴博は、何度いってもおもしろいところです。
神社の起源を考えさせる、沖の島のフロアは必見。

 

 

⑪薬師寺[2].jpg
薬師寺の復元模型

 

⑫儀式場の変遷.JPG
平安時代の儀式場の変遷

 

実は信州大の古代史ゼミでは、
授業とは別に、論文を熟読する自主的な研究会もおこなっています。
写真の展示パネルは、
研究会でとりあげたことのある論文がベースになってつくられていました。
研究会では論文の結論をめぐって、長い議論が交わされていました。

 


⑬正長の土一揆【改1】.jpg
正長の徳政一揆

 

中世の人々が、「徳政により我々の負債は消えた」と彫り残したのは、
この地蔵尊のわき。

 


⑭見せからくり【改1】.jpg
大正初期の覗きからくり

 

なかで繰り広げられているのは、“さいの河原地蔵和讃”! 

 

 


⑮海の神様.JPG
南島の神

 

「日本」といっても、神はさまざまです。
南方の神様ミルク(=弥勒)は、とくに興味をひくものでした。

 

 


このあと、無事松本に帰還。
2泊3日の旅行は、こうして終了したのでした。

 

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