教員紹介

おおぐし じゅんじ

大串 潤児

歴史学 教授

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こんなことしています(授業など教育)

2014年度前期 日本近現代史 関連授業

講義 木戸幸一日記の研究

木戸幸一

  金曜日、2時限めに開講している講義(日本史史料論)では、2014年度のテーマとして「木戸幸一日記の研究」を掲げています。   信州大学人文学部歴史学コース日本史分野のカリキュラムは主に…。 ①日本史概論Ⅰ・Ⅱ  =歴史学の方法や高等学校とは違った水準での日本史学の研究状況を学ぶ。 ②日本史史料論  =史料に即して歴史像を構築していく過程を学ぶ。 ③日本史特論 =個別のテーマに関して深く学ぶ。 ④⑤日本史基幹演習・発展演習 史料読解の演習  で構成されています(と、私は考えています→詳細は学生便覧を見て下さい)。   みんなで史料を読んでいくという方法をとります(受講生も多いですけど)。   これまで同様のものとしては、「白鳥邦夫日記」(『ある海軍生徒の青春』『私の敗戦日記』ー戦争責任論・戦後生活記録・サークル論)「唐沢正三日記」(戦中戦後農民日記)「遠山部隊従軍日記」(日中戦争兵士の日記)を取りあげてきましたが、政治史としては新たなチャレンジです。   いまの大学生に、どのように「木戸幸一」の政治的リアリズムやら天皇制に対する危機意識を感じてもらうか、工夫のしどころです。   

史料読解 長野県下伊那郡松尾村「村の新聞」

有明村報 これと同様の「松尾 村の新聞」

  ゼミナールは金曜日の4~5時限め。もう10年近く読解と続けている長野県下伊那郡松尾村(現在、飯田市)で発行されていた「村の新聞」の読解です。   信州大学人文学部日本近現代史ゼミでは、松尾村の研究を行っていますが… ①1936~1940 「松尾村報」(松尾村) ②1946~1947 「松尾青年」(松尾男女青年会) ③1947~1953 「松尾 村の新聞」(松尾村青年会・壮年会・婦人会→公民館)  の読解を続け、現在は、1949年に差しかかっています。おおむね4~6頁だての新聞で、村内事情や論説・文藝などが掲載される社会史の史料です。1人、1頁で分担で報告します。   こうした史料は長野県内には多く、上田小県地域では多くの村で縮刷版が刊行されております。飯田下伊那では縮刷版があるところもありますが、松尾村のはありません。写真は、信州大学の近くで安曇野市旧有明村のものです。  なお、2年生の履修者は史料を読む前提となる学術論文の講読を行います。

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