教員紹介

おおぐし じゅんじ

大串 潤児

日本史 准教授

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サークル誌をもとめて

南佐久小旅行-2013早春

佐久病院へ

佐久病院本館

  2013年2月22日、卒業論文で戦後の佐久病院と地域医療をとりあげた学生の調査御礼訪問につきあって、佐久病院を訪ねました。浅間山を北に望んだ、蓼科山からの山裾を気持ちよくドライブし、松本からおよそ2時間ほどで南佐久郡臼田町(現在、佐久市)にあるJA長野厚生連「佐久病院」に到着しました。   臼田町の中心街から少しはずれた場所に佐久総合病院はあります。年ふりたたてものは荘重な雰囲気を醸し出していましたが、なかはたいへん美しい病院で、患者さんで混雑していました。        

卒論提出

佐久病院でお世話になった方々と

  学生が卒論のための史料調査でたいへんお世話になった秘書広報課の井出課長と中島さんが出迎えて下さいました。   卒業論文の完成を非常に楽しみにしていたこと、現在の佐久病院従業員にとっての地域住民のもつ存在の意義、あらためて佐久病院の原点に学ぶこと、など、雑談でしたが、有意義なお話しをすることが出来ました。   卒論の出来がよければ、 『季刊 佐久病院』誌上にその概要ないし一部を書いてもらおうと思っています、との嬉しいご提案も戴きました(さて、どうなるか?)。   

日本農村医学研究所

若月俊一院長が使っていた机

  佐久総合病院から少し離れた場所にある「農村保健研修センター/日本農村医学研究所」も訪れました。突然の訪問であったにもかかわらず、担当の鈴木さんには大変よくして戴きました(卒論調査でもお世話になりました)。   資料室に案内して戴き、若月俊一が使っていた机など貴重な史料を拝見することが出来ました。佐久総合病院は、新しい建物が建設中ですが、やがては「若月俊一先生記念館」が出来るといいですね、とは鈴木さんのお話しです。 【この度、収集した佐久病院関係史料は次ぎの通りです】 ・佐久総合病院創立50周年記念事業実行委員会編『農民とともに五十年 21世紀の病院づくりをめざして』長野県厚生農業協同組合連合会佐久総合病院、1994。 ・労働組合結成60周年記念誌編集委員会編『縮刷版 いぶき 佐久病院労組ニュース 』(第1~200号、1953年1月~2002年4月)長野県厚生連労働組合佐久総合病院支部、2006、上・中・下巻。 ・「追悼 若月俊一先生」『文化連情報』№344、2006・11。 ・『健康な地域づくりに向けて 八千穂村全村健康管理の五十年』佐久総合病院、2011。 ・『季刊 佐久病院』第16号(2013年1月)、松島松翠名誉院長の自伝「佐久病院五十年の自分史」が連載されています。   『若月俊一著作集』など既存の文献とあわせて研究室に配架しました。また地域医療をとりあげる学生が出てきて欲しいと思います。なお、『縮刷版 いぶき』は3セットあり、1セットは信州大学附属図書館に寄贈するつもりです。   

かだいを

雪化粧の浅間山

  佐久病院を歴史学でとりあげることに課題がないわけではありません。労働組合ニュースなどの基本史料、若月の著作などは次第に充実してきたものの、やはり南佐久という地域社会そのものを考える素材が不足していることです。   今回も、『臼田公民館報 縮刷版』や、旧臼田町域の旧村役場文書がわづかに利用できただけでした。佐久市に合併以後、なかなか使いづらくなっているようです。   北陸自動車道からの浅間山は素晴らしい眺めでした。   佐久病院の方々の暖かさにふれた、まだまだ寒い南佐久への「小さな旅行」でした。

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