2007年5月11日、日本近現代史ゼミ恒例の春のフィールドワークとして穂高地域を中心とする安曇野へ向かいました。主な目的地は、穂高の地域産業・観光の1つの目玉である「大王わざび農園」、さらに足をのばして松川村「安曇野ちひろ美術館」です。
~大王ワサビ農園にて・・・・。~
安曇野ちひろ美術館では、自由に展示を観賞した後、美術館の船本さんがお忙しいなか、私達の質問に丁寧に応えていただき、また討論に加わって下さいまし た。美術館のコンセプト、子どもの絵本という美術分野のもつ意味、いわさきちひろの人生と時代と作品、など多くの質問と活発な議論ができました。
安曇野ちひろ美術館船本裕子さんと。ありがとうございます。
なお、このフィールドワークの直前に、安曇野ちひろ美術館開館10周年をむかえて平凡社・別冊太陽『いわさきちひろ 子どもの心を見つめた画家』が出版されました。事前の勉強にたいへん役立ちました。
安曇野ちひろ美術館は、建物のなかのみではなく開放的で風景や公園もふくんだ場所です。
絵を下地にした公園の池で。 開放的な空間のなかでのひとやすみ。
信州大学人文学と安曇野市は研究・教育に関係する連携の協定を結んでいます。今後、何かと安曇野市にお世話になると思いますし、学生の卒論や調査などを通じて、地域の現代史の水準をあげることに貢献できればと思います。