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おおぐし じゅんじ

大串 潤児

歴史学 教授

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こんなことしています(研究)

長野県歴史教育者協議会

昨日(5月14日)、松本市立中央図書館において、長野県歴史教育者協議会の中間研究集会が開催されたました。
午前中は、飯島春光(篠ノ井西中)が「生き方をつくる「アジアと日本の歴史と今」の学習」、唐木達雄(常任委員)「アジアの人からみた日本の侵略戦争」 の2つのレポートが報告されました。飯島さんのものは、現代にある中国帰国者生徒への差別をとりあげつつ、地域のなかでの戦争学習(戦没者調査・満州移民 帰国者の聴き取りなど)をとりあげ、唐木さんは中国における「満州移民」研究を紹介するものでした。
午後は、私が、「今、戦争を考える視点」として報告しました。『歴史地理教育』2005年7月号に書いたものを基にしていましたが、(1)現代戦争論を どのように考えるか、(2)授業実践における具体的事例の教材化の視点、(3)生徒のどのような「感性」を育むか、について現場の(主に小中の)先生方と 意見交換できたことはたいへん刺激になりました。
長野県歴史教育者協議会も20-30歳代の会員が減りつつあるそうです。魅力ある実践報告や研究報告を重ね、戦争や歴史教育を考える「ひろば」が出来ればと思います。

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