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おおぐし じゅんじ

大串 潤児

歴史学 教授

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こんなことしています(研究)

小田原市史ダイジェスト版

現在、なかまたちと「1950年代地域史研究会」という研究会を行っています。ようやく占領期まで分析が進んできた「戦後」史をうけて、1950年代論 を、地域の実態に即して構築していこうとする試みです。『思想』「戦後60年」特集(2005年12月)も、50年代論はひとつの焦点でしたし、サークル 運動の研究をふくむ広川禎秀ほか編『戦後社会運動史論』(大月書店2006年)も50年代を中心としていました。
わたしたちの研究会もようやく1つの地域社会を設定しての構想が出揃い、いよいよ本格的に議論をつみかさねる段階になりました。「1950年代地域史研 究会」の1つの特徴は、経済史と社会・文化史、教育史など領域をこえた議論を行っていることです。どのような50年代史像が、そして「戦後」史像が出来上 がるか、議論の水準にかかっています。

その過程で、調査対象地域でもある小田原市史ダイジェスト版のしごとを引き受けました。(1)1920年代の民衆文化運動、(2)敗戦と占領の小田原、(3)戦後小田原の新聞・文化運動、といったテーマでわずかですが執筆をします。

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