教員紹介

おかもと たくや

岡本 卓也

心理学・社会心理学 准教授

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研究活動

「児童相談所における情報共有システムに関する調査」実施中

調査の概要

調査の実施主体  この調査は、相愛大学・人間発達学部・非常勤講師、原佳央理(研究代表者)と信州大学・人文学部・准教授、岡本卓也(分担研究者)が日本学術振興会・科学研究費助成事業(挑戦的萌芽研究 課題番号23653162)の助成を受け、行っているものです。   調査の目的  児童相談所は、児童家庭相談の中でも専門的知識や技術を要するケースへの対応や、市町村に対する援助が求められる専門性の高い機関です。各児童相談所では優れたケース対応や研修が行われていますが、それらは各自治体内で共有されるに留まっています。そのため他の自治体で類似したケースがあっても、その優れた対応や経験知を知ることが出来ないのが現状です。児童家庭相談、とりわけ迅速な対応を求められる虐待ケースにおいては、あらゆる事案に対して、一から対応策を考えるのではなく、類似したケースから優れた対応策を参考にすることで、迅速かつ適切な対応が可能になると考えられます。  本研究プロジェクトでは、ケースへの対応方法や、各自治体などで行われる研修に関する情報を、他の自治体などでも活用できるシステムの構築をめざしています。これらが実現することで、より優れた対応を、より迅速に行うことが出来るのではないかと考えています。そこで、これらの問題に関する現状を把握するため、児童相談所におけるケース記録等の電子化や現任研修に関して、実態やご意見を伺いたいと考えています。   調査の対象者  全国の児童相談所の所長(228名)、および児童福祉司(1688名;比例割当法による抽出)の方々を対象としています。調査への回答は自由ですが、多くの方のご協力をお願いいたします。   調査の時期 2012年9月30日~10月20日(土)   調査結果の報告 調査の結果の一部については2013年4月ごろ本ホームページにてご報告いたします。また、ご希望の方には詳細な報告書を送付させていただきますので、下記の連絡先までお申し付け下さい。なお、お答えいただいた個人や相談所が特定できる情報は公表いたしません。   お問い合わせ 相愛大学 人間発達学部 原 佳央理 E-mail: khara@soai.ac.jp 信州大学 人文学部  岡本 卓也  Tel/Fax: 0263-37-2239 ※研究室を不在にしており電話がつながらない場合がございます。E-mailにてご連絡いただけましたら、折り返しお電話させていただきます。

個人情報保護方針

本研究プロジェクトは個人情報保護法を遵守し、調査対象者の氏名、住所、電話番号等個人を特定できる情報は決して漏らしません。 個人情報の取得 (1)本研究プロジェクトは、適法かつ公正な手段によって個人情報を取得いたします。 (2)本研究プロジェクトが個人情報を取得する場合は、取得する情報の利用目的、取得した情報の管理者を表示します。   個人情報の利用 (1)本研究プロジェクトは、個人情報を、利用目的以外の目的のために利用しません。 (2)本研究プロジェクトは、個人情報を、事前に本人の同意を得ることなく第三者に提供いたしません。   個人情報の管理  本研究プロジェクトは、保有する個人情報への不正アクセス、個人情報の漏えい、紛失、破壊、改ざんの防止に努めます。   調査票・調査データの管理 (1)調査票の原票は施錠できる場所に保管し、部外者に閲覧されることがないよう厳重に管理いたします。 (2)調査票の原票は、調査終了後シュレッダーによる裁断、または溶解の処理をいたします。 (3)調査結果は数値データに変換しそのデータファイルの使用権を制限した上で厳重に管理、保管いたします。 (4)調査結果の公表においては、個人・相談所名を特定できる情報は公表いたしません。   個人情報に関する意見、質問への対応  本研究プロジェクトは、個人情報の取り扱いについての調査対象者からの意見、質問について迅速かつ適切に対応し、そのための体制の整備に努めます。

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