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金井 直

芸術コミュニケーション 教授

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松本市立博物館移転新築計画プロポーザルをみる

松本市立博物館移転新築計画プロポーザルの提案書が市役所で公開中との新聞記事(信毎2017.8.3)をみつけ、さっそく行ってきました。プロポーザルの経緯等については詳しくないので、とりあえず虚心に4つの提案を拝見。役所の建物の渡り廊下での公開(図参照)につき、しっかり読み込めたわけではないですが、ともあれ狭義ないし個別案件に対する「技術提案」としては、「最適候補者」案はなるほど妥当に思えました。が、雑な言い方ですみませんが、建物のデザインとしてはそれほど魅力をおぼえず。城下の雰囲気にほどよく馴染ませている、という印象です。むしろ北アルプスの稜線を意識したルーフデザインであるとか、あるいは往時の城門・城壁のモニュメンタリティを今日的に、シンボリックに咀嚼したファサードなど、別提案のなかに興味深い試みがありました。今回はプロポーザルにつき、外観の決定はまだ先なのだと思います。建築家のエゴが突き出たようなデザインでは無論辛いですが、あまりに守りに入るのもどうか、と。「最適候補者」には、他提案の特徴もよく吟味しつつ、街の顔づくりに努めていただきたいし、市の担当部署のみなさんにも、そのあたりしっかり指導・指示をすすめていただきたい、なんて、思いました。 〜ところでこの4提案書、庁舎内の通路に掲出するのみではなく、もっとうまく公開できないでしょうか。市役所の受付の方に掲出場所を聞いたのですが、さあ?と言われる始末。みなさんお忙しいとは思いますが、開かれたミュージアムづくりはもうはじまっているという意識で、ぜひ。期待しております!

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