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いいおか しろう

飯岡 詩朗

英米文学 准教授

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レンタル・ビデオ店を潰さないために

tutaya.jpg 松本市内で相次いでTSUTAYAがオープンしている。今日は信大松本キャンパスから5分程度の距離に、TSUTAYA桐店がオープンした。(写真)つい 1〜2週間ほど前にもキャンパスから10分程度の距離にオープンしている。これで既存店と合わせ市内にTSUTAYAが4店舗あることになる。(たぶ ん。)
新しい2店舗はともに、BIG SPOTというレンタル・ビデオ・チェーンの跡にオープンするということだったので、看板をTSUTAYAに架け替えるだけで、ソフトをそのまま引き継 ぎ、品揃えは代わり映えしないだろう、とあまり期待はしていなかった。しかし実際は違った。
というのは、ソフトの配置も含めたレイアウトや照明の明るさが大きく変わったために、実際どの程度ソフトの種類と数が増えたのかは定かでないのだが(とはいえ、増えたのは間違いないが)、すくなくとも、ソフトが豊かになったように感じるのは確かだからだ。
これがTSUTAYAの力なのだろう。TSUTAYAはコンビニなどと同様に、フランチャイズ制をとっており、大本のカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が、 加盟店から加盟金、開店準備金、売り上げの数%を徴収する代わりに、発注代行やマーケティング情報、店舗運営などの「サーヴィス」を加盟店に提供するとい うシステムによって全国展開している。このことはある程度承知してはいたが、予想外だったのは、(良くも悪くも)「しばり」の強さである。この「しばり」 の強さによって、TSUTAYAは、もちろんソフトの種類や数でいえば大都市の大型店舗(東京でいえば新宿店や渋谷店)に遠く及ばないのだが、全国のどの 店舗でもある程度共通の品揃えが保持されるのだろう。その意味で松本市内でのTSUTAYAの相次ぐオープンは歓迎すべきものである。
しかし、フランチャイズ制をとっているということは、加盟店側は、売り上げが加盟金やロイヤリティ(納付金)が見合わなければ、TSUTAYAであるこ とを止め、場合によっては閉店するということも多いにありうる(現実には逆に加盟店が見限られるということも少なからずあるだろう)ということだ。実際、 コンビニの閉店はありふれているし、5〜6年前まさにTSUTAYAが池袋駅前にオープンしながら数ヶ月で閉店するという事態も目にしている。(いま、池 袋駅そばにTSUTAYAはあるのだろうか?)松本でもほんの1〜2年前、松本駅の目の前にオープンしたチェーンのレンタル・ビデオ店(BIG SPOTだったろうか?)が数ヶ月で潰れている。(もっとも地方都市は車社会なので、広大な駐車場でもないかぎり駅前はかならずしも一等地ではないのだ が。)
だから、新たにオープンした、少なくとも以前よりはソフトが豊かになったレンタル・ビデオ店を潰さないために、積極的に利用し続けなければならない。さらには、もし可能ならば、店舗にないソフトをリクエストすることによって、よりソフトを豊かにしていきたいものだ。

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