世界史分野の専任教員

教授 吉田隆彦[人文・経済地理学]社会や文化を土地利用の分析を通じて具体的に理解する。水の利用や水資源について、乾燥地と湿潤地の比較考察をすすめる。文化相対主義を、ひ弱なスローガンから足腰の強い実践へ、が研究教育の狙いである。

教授 佐々木明[文化生態学]研究教育内容の多様さはシラバスでも確認できるが、考古学と民族学からなる本来の文化人類学で扱う石器時代から現代までの諸文化を、各時点の各地域での環境とその変化への技術的適応と考える点は一貫している。

教授 柴野均[イタリア近現代史]イタリアの近代国家成立過程であるリソルジメント期からファシズム・第二次世界大戦後までを研究領域としている。特にその中でも国家形成と国民意識の形成の関係を研究している。

教授 久保亨[中国近現代史]日本の25倍の広さに10倍以上の人が暮らしている中国について、20世紀の歴史を研究することを通じ、その風土や人 々の生活、考え方や価値観に関する理解を深めようとしている。日本と共通する部分も多いが、異なる点も少なくない。その双方に注意したい。

准教授 佐藤真紀[フランス近代史]フランス革命期の社会を人的結合関係からみることで、大衆にとっての「革命」とは何であったのか、あるいは、ブルジョワジーにとっての「革命」とはどのようなものであったのかということを考える。

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