2007年度以前

就職活動記(2007年版)その3

就職活動を振り返る


就職活動を振り返ってみて一番反省しているのはいつも焦っていたということです。
エントリーシートを出すのにも、東京で就職活動をしていたのでバスの予約を取るのにも、内定が出ることにも、内定が出た後に決断するのにも全てに焦って いた就職活動でした。なぜ焦っていたのか考えてみると、まず自分に行動力が足りないことと、久しぶりに誰かと競うということをしたからだと思います。
前者は置いといて、後者は本当に久しぶりの経験でした。大学受験以来だと思います。今まで、のほほんと大学生活を送っていた私には慣れないことでした。 しかも大学受験と違って、面接では競争相手が目の前にいることがほとんどですから、今まさにそのとき!隣りの人と天秤にかけられてるんだろうなーーーーと 思うと本当に緊張しました。そして焦っていました。隣りの人の受け答えが自分よりスマートだったとき、自分の話したことを面接官がイマイチよく分かってな いとき、笑顔がひきつっているのが自分でも分かるとき、面接でも本当にたくさんの焦りを感じていました。就職活動はどんどん自分との戦いに強いられるよう になります。これも焦りによるものだと思います。
焦りからは失敗しか生まないんじゃないかと私は思います。焦ってる自分は滑ってる自分と同意語じゃないでしょうか。
そんな滑ってる自分を回避するには、なんといっても慣れです。慣れしかありません。場数をこなすことによって焦りは解消され、余裕とまではいかなくても少し失敗をしてもフォローできるくらいにはなれると思います。
当たり前なことを偉そうに書いてしまいましたが、当たり前なことを大事にすれば就職活動はそれほど難しいものではないです。むしろ楽しまないと損です。 楽しむまでいかなくても貴重な経験に変わりはないですから、これを機に人生について考えてみるのも良いのではないでしょうか。

4年Hさん

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