2007年度以前

2005年度後期研究室報(2006/2/1発行)調査実習感想

郵送調査を振り返る (2年・Hさん)

後期の社会調査実習の授業といえば「郵送調査」だと思う。
いや、郵送調査は夏休みからはじまっていました。夏休みは実家に帰っていることが多く、ほとんど手伝えませんでした。ごめんなさいm(@´_`@)m
そして夏休みの終わりごろ入力を何度かやったのですが、飲み込みが悪く何度も聞き返すし、かなりの入力ミスをしているんじゃないかと思います。思います なんて、そんな生易しい言葉じゃ表せないくらいです。ほんとにごめんなさい。誤ってばかり、、、いや謝ってばかりですみません。根が暗いのでしょうがない んです。

後期の実習で最初にエラーチェックをやりましたけど、あれはとても目がチカチカしました。でもこの中に私の多くの入力ミスがあるのではないかと 思ったら、手を抜くわけにはいきません。血まなこになって探しました。私が楽しかったのは自由回答の入力です。ほんとにほんとにいろんな人がいるんだなと 勉強になりました。
入力って地道な作業で大変だけど、これをしないとなんにも始まらないんだと思うと大事な作業ですね。記憶がこのくらいしかないです。なんだかじんわりと調査の洗礼を受けつつ、楽しかった思い出があります。

入力が終わったら分析をしましたね。これが一番大変だったと思います。
こっからはグループ作業が本格始動!ってかんじでしたね。
私のグループはとても楽しかったです(*^▽^*)最初は緊張してたんですが、同じ班の人がおもしろすぎるので、実習がどんどんきつくなっていったけ ど、めげずにがんばれました。すごい笑ってばっかりだった記憶しかないです。ちなみに私、笑い方がおかしいらしいです。直したいなぁ・・SPSSがもっと 使いこなせるようになりたいです。むしろ家のパソコンに入れたいです。なんだか素敵アイテムなんですもん。

実習は大変だったけど専攻の人とより仲良くなれたし、もちろん実習はとても勉強になりました。そして調査をするのって大変なことも知りました。
そして来年は自分が、先輩がたくさん手伝ったり、教えてくれたように後輩にしてあげられる気がしません。もうそれだけが今から気がかりです。多分来年の自分は挙動不審な先輩になっていることでしょう・・


集落リーダー調査 (2年・Gくん)

私の班の集落リーダーの聞き取り調査の対象者は4人で三日間かけて行った。まずは一日目、最初の方の自宅にお邪魔して聞き取り調査を行う。車で移 動していると早速道に迷う羽目に合った。地図には道しか載っておらず、目印になるものがない。時間には多少余裕があるがのんびり迷っているほどの余裕はな い。結局本来の道からかなり離れたところにあるコンビニで道を聞いて事なきを得た。店員さんもほぼ道しかない地図を見せられて困惑気味。さて実際に調査が 始まった。若干緊張気味で質問をしていると猫がドアから入ってきた。気にせず続けていると猫が胡坐をかいていた先輩のひざの間に座り込んで、そのままそこ を離れない。微笑ましい。うらやましい。うらやましい。その後わざわざ正座を崩し、胡坐で猫を待ってみたが一向に来る気配はない。猫はそこから先輩を見上 げて見つめあったりなんかしている。調査自体はうまくいった。しかし、なぜか敗北感を覚えた。
二日目はそこが勤務場所らしく、××市の○○で待ち合わせ。名前も良く聞く大きな○○だったので安心しきっていたがまた道に迷う。近所の人に聞いてみた もののまだ迷う。また近くのコンビニで道を聞いてたどり着いたが今度は遅刻してしまった。申し訳ありませんでした。一方通行なんてなければいいのに。今度 の対象者の人ははきはきと、少し早口でしゃべる方で調査時間は予定よりずいぶん短くて済んだ。それに反比例して自分のメモを解読する時間も増えてしまっ た。
三日目、最終日。この日は午前と午後にそれぞれ一箇所ずつ回る。午前中、その区の公民館で待ち合わせ。公民館は地図で見る限り道に面してはいない。一日 目の教訓を生かしてより細かい道の載っている地図を用意したのだが。とりあえず地図を見ながら付近をぐるぐると回る。やっとみつけた公民館には地図の通り 道はなかった。舗装された道は。調査は何事もなく終了。だいぶコツがつかめてきたのかもしれない。
午後の調査までまだ時間があったので山の方へドライブに出かけた。そこで久しぶりに野生のサルを見た。道路を横切っている動物がいたので最初は猫か何かだと思ったが実はサルだった。猫……、猫……。雪が降ってきたので退散。普通タイヤでは大自然に勝つことはできない。
午後、最後の調査。自然と気合が入ってくる。もう迷ってやるものか。地図に対峙する私。人に道を聞きに行く先輩。意外とあっさり到着。道に迷うのにも慣 れてしまったようだ。道に迷ったらまず人に聞きましょう。そして最後の調査も終了。その後お茶とお菓子をご馳走してもらった。ありがとうございました。
この調査で私たちはいろんな人たちに助けてもらいました。調査の対象者の人、その家族の人、道を教えてくれた人等本当にありがとうございました。そのおかげで今こんな文章を書いていられます。

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