2007年度以前

2005年 地域活動と住民意識に関する穂高町民調査 報告書

2005年8月から10月にかけておこなった「地域活動と住民意識に関する穂高町民調査」の報告書が完成しました。pdfファイルにて、公開しております。

地域活動と住民意識に関する穂高町民調査 報告書

はじめに

本報告書は、2005年に旧穂高町 (現安曇野市) でおこなわれた「地域活動と住民意識に関する穂高町民調査」の調査報告書です。
この「地域活動と住民意識に関する穂高町民調査」は、旧穂高町民1500名を対象に、2005年8月から10月にかけておこなったものです。対象者は、 20~79歳までの方で、旧穂高町の選挙人名簿から無作為に選びました。最終有効回答率は70.9% (1063票) と、現在の調査環境を考えると、非常に高い回答率を得ることができました。
本調査の簡単な結果については、すでに速報 (第1次報告書) という形で11月に公開しています。内容は、本報告書にも掲載していますが、信州大学人文学部社会学研究室のホームページ (http://fan.shinshu-u.ac.jp/senkou/shakaigaku/) でも見ることができます。また中日新聞 (2005年12月6日付)、市民タイムス (2005年12月7日付)、信濃毎日新聞 (2005年12月20日付) にも調査結果が簡単に紹介されています。
本調査は、穂高町から補助金を受けておこなったものですが、基本的に地域社会の実態を明らかにすることを目的とした学術調査です。社会学研究室では、こ れまでも県内外の地域社会の実態を明らかにするべく、毎年地域調査をおこなってきており、本調査もこれまで研究室がおこなってきた研究の延長線上にありま す。今回の調査は、信州大学人文学部の2005年度「社会調査実習Ⅲ」(村山・渡邊担当) の授業の一環としておこなわれ、教員2名と学生30名ほどが参加しておこないました。またこの授業では、本調査と並行して旧穂高町の自治会長およびNPO 法人の代表者に対してインタビュー調査もおこないました。そちらの結果については、別の形で報告する予定です。

本報告書では、地区間の相違を中心に分析しておりますが、さらに多様な視点から調査データを分析、公表していきたいと考えております。また、回答者の方々から頂いたさまざまなご意見・ご批判を参考に、今後もよりよい調査ができるよう邁進していきたいと思っております。
本調査は、本当にたくさんの方々にご協力頂き、実施することができました。当研究室では、こうして得られた貴重な調査結果を分析、公表することによっ て、地域住民の方々への還元を今後も積極的に進めていきたいと考えております。最後になりますが、調査にご協力頂いた旧穂高町民の方々に深くお礼申し上げ ます。

平成18年3月
村山研一・渡邊勉


地域活動と住民意識に関する穂高町民調査 全文 (pdfファイル)

目次

はじめに

第1章 調査概要

第1部 分析編

第2章 基本属性
第3章 地域意識
第4章 近所づきあい
第5章 人間関係
第6章 公共性
第7章 地域イメージ
第8章 地域への関心、評価
第9章 教育

第10章 生活時間
第11章 生活満足感、性別役割分業意識など
補論 地区の特徴

第2部 資料編

単純集計表
自由回答
速報 (第1次報告書)
調査票・依頼状

調査実施責任者・協力者一覧

奥付

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