第５回 信州大学哲学懇話会大会開催のおしらせ

 シンポジウム「哲学書の読み方／読まれ方」

 「出版不況」や「活字離れ」という巷の声をよそに，さまざまな哲学書が今も日々続々と刊行されています．これは，ああした手強い本を，思いのほか多くの人たちが好んで日常的に読んでいるということ，そして，彼らのニーズを察知しさらに開拓する，腕利きの仕掛け人たちがいるということにほかなりません． 

このシンポジウムでは，そうした仕掛け人として哲学書やその近隣分野の書籍を世に送り出してきた現場の編集者と，職業的な哲学書の読み手であり書き手でもある研究者に，それぞれの知見や見とおしを聞きながら，これからの〈読書としての哲学〉の可能性を探ります．

日時：２０１４年６月１４日（土）１４時より 

場所：信州大学人文学部人文ホール 

提題者　護山 真也　［信州大学人文学部 准教授］

　　　　　 三谷 尚澄　［信州大学人文学部 准教授］

　　　　　 江坂 祐輔　［株式会社 春秋社 編集部］

提題の後，休憩を挟んで質疑応答と意見交換を行います．

お問い合わせはnshinoi@shinshu-u.ac.jp（篠原）へどうぞ。