日文イベント

2011近現代ゼミ合宿(日本文学)

別所温泉へ

別所温泉にある上松屋旅館さん

2011年9月3-4日の1泊2日で、日本文学分野近現代ゼミの参加者を中心としたゼミ合宿を行いました。4年生の卒業論文中間報告会を軸に、文学館などの見学も織り込んで、信州は上田・別所温泉へ行ってきました。 お世話になったのは、上松屋旅館さんです。なんと、信州大学松本キャンパスから、無料で送迎バスを出して下さいました! 初日は、宿で一息ついた後、さっそく卒論の報告会、充実した中間報告に、さまざまな質問や意見が飛び交いました。

上田市街へ

山本鼎記念館へ

夜は、旅館のおしいお食事をいただきながら、真田幸村に扮した社長さんの歓待を受けました。その後は、夜遅くまで温泉を楽しんだり、ゲームや語らいに興じました。 宿で朝食を頂いた後、上田交通別所線にて、まずは上田まで出ました。それから徒歩で上田城散策、城跡公園内にある山本鼎記念館と上田市立博物館とを見学しました。 ちなみに、山本鼎(やまもと・かなえ 1882-1946)は版画家などとして著名であるばかりでなく、美術を民衆のものとするための教育に力を注いだ人物でもあります。

池波正太郎と小宮山量平

池波正太郎真田太平記館

駅前の大通りに出た後は、お蕎麦の昼食をはさんで、池波正太郎真田太平記館と、Editor's Museum「小宮山量平の編集室」にお邪魔しました。 池波正太郎(1923-1990)は、今や上田活性化の旗手ともいえる真田幸村を、小説『真田太平記』で書いた時代小説作家です。一方、小宮山量平(1916-)は、灰谷健次郎らの児童文学作家を輩出したことで知られる編集者です。 大学の授業とは異なるかたちで、地元信州の文化(遺産)にふれた後、再びバスで信大へと戻り、合宿は無事終わりました。 *なお、この合宿に際して、信州大学人文学部同窓会より補助金を頂きました。ここに記して謝意にかえさせて頂きます

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